【実車の思い出】
2代目ハイラックス・サーフ(N130系)。
リフトアップ感を上手く表現した、スタイリッシュなSUV。
ま、当時はSUVなんて言葉も無く、
四駆(ヨンク)とか4WDとか4×4(フォーバイフォー)って呼んでたけど~。
で、僕はこの2代目サーフを2台乗り継いだ。
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<1台目のサーフ:130前期型V6ガソリン>
HILUX SURF SSR Limited V6 3000 (1991)
その頃、シーズン中はほぼ毎週末スキーに行ってた僕は、
雪道での四駆の走破性をさんざん目の当たりにし、大変羨ましかった。
「私をスキーに連れてって」影響で、セリカGT-FOURのような車も人気だったが、
世相的にはオフロード四駆に脚光が当たりだしていた。
そんな四駆の中でも、
ピックアップトラック派生のハイラックスサーフのちょっとナンパなポジショニングが、
「これぞ自分が乗るべき四駆だ!」な~んて思い、購入を決めた。(苦笑)
本当は燃費に優れるディーゼルが欲しかったが、
その時はマイナーチェンジ直前で既に在庫がなく、
すぐにでもサーフに乗りたかったので、消去法でV6・3リッターのガソリンに。
トヨタ純正のグリルガードに、IPFスーパーオフローダーのフォグを装着し、
オフロードに雪道に、と駆っていた。
ところが、実燃費が約4km/ℓ!
運転してると燃料計の針がEに向かって動くのが見えるくらい(苦笑)ガソリンが減るのが早いっ!
多少覚悟していたとはいえ、あまりにも燃費が悪かった。( ;∀;)
ということで、先々のランニングコストを考え、これならいち早くディーゼルに買い替えたほうが得!
という試算もして、
マイナーチェンジした後の2.4ℓディーゼルターボに買い替えることにした。
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<2台目のサーフ:130後期型ディーゼルターボ>
HILUX SURF SSR-X Wide 2.4 Diesel Turbo (1992)
そんないきさつでの、マイナーチェンジ後のサーフ。
色は一転して赤。(←出た出た、派手好き!)
今度は、アイバワークスのグリルガードにPIAAのフォグ。(←出た出た、ミーハー!)
ステアリングホイールはモモのウッドに。(←ウッドなら定番のナルディ、としないあたり、少数派AB型の気質発揮!)
「車との相性」というものがあるとしたら、
このサーフと僕とは、とても「相性」が良かったのだと思う。
結局、このディーゼル・サーフには11年、距離にして10万km以上乗ることになる。
前述のスタイリングの良さに加えて、
換気性能に優れる電動上下開閉式リヤウィンドゥ、
外側へ引き倒し、作業台やチェア代わりになるバックドア、
トラック出自であることを主張するステッキ式パーキングブレーキ、
普段は走行性が素直なFRで、オフロードや雪道では頑強なリジッド4WDに切り替え、というパートタイム4駆、
すべてが2代目ハイラックス・サーフの特徴&個性だった。
トルクの細さ、加速の鈍さ、アクセルを踏んで負荷をかけた時のディーゼルスモークなど、
気になるところが無くもなかったが、
基本的には大変気に入っていた。
スキーに、オフロードに、大阪&広島への帰省にと、乗り倒した。
子供達(娘3人)がまだ小さかったので、
フラットな荷室に布団を敷いて3人を寝かせて行けたのも便利だった。
愛知県にディーゼル規制が施行されなかったならば、
もっともっと乗り続けていたかった・・・。
↑ ミニカーはインターアライド社の Hi-Story です。
いつも有り難うございます。