ブラザーズ・サン

　ミッシェル・ヨー主演のNetflixオリジナルドラマ『ブラザーズ・サン』⁉

　アメリカ・ロサンゼルスで再会した台湾裏社会一家の戦いを通して、家族のあり方を描き出す内容で、SNSには「本当に面白かった」「一気に観終わった」「最終話を受け入れるのが嫌」など絶賛の声が相次いでいます…？

　台湾最大の秘密結社(トライアド)のボス、父親ビッグ・サンが狙撃されるところから物語が始まります❗

　椅子の脚で10人を殴り殺したことから“チェアレッグ”の異名を持つ一家の長男・チャールズ・サン(ジャスティン・チェン)は、「家族を守れ」という父の言いつけに従ってアメリカへ渡ります!!

　ロサンゼルスには母親ママ・サン(ミッシェル・ヨー)と裏社会について何も知らない大学生の弟・ブルース・サン(サム・ソン・リー)⁉

　やがてトライアド、警察、新たな勢力などが入り乱れ、激しい抗争が？

　いわゆる“極道の女”である肝っ玉母さんを演じる…昨年、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』でアカデミー賞主演女優賞を獲得したミシェル・ヨー演じる貫禄たっぷりのママ・サンと「孫家の兄弟」のチャールズ・サンとブルース・サンをめぐる“アクション・ホームドラマ”❗

　なお、食事シーンが多いのがホームドラマの特徴ですが、本作にも食事シーンがそこかしこに散りばめられています!!

　見どころの多い『ブラザーズ・サン』ですが、多種多様な音楽、特にアジア系のアーティストをピックアップすることが意図されていて、新しい曲と古い曲、東洋の曲と西洋の曲がミックスされたサウンドトラックが⁉

　例えば、チャールズ・サンとブルース・サンが恐竜の着ぐるみたちと大バトルを繰り広げるときのBGMには布袋寅泰さんの「Battle Without Honor or Humanity」？

　また、台湾からやってきたトライアドのボスの一人がママ・サンの前で歌ったのはテレサ・テンの曲❗

　そして、とある移民スターの家でチャールズがカラオケで歌った「ザ・ファースト・カット・イズ・ザ・ディーペスト」(ロッド・スチュワートのカバー)は、幼なじみの女性と訣別した直後のゴルフ場でのアクションシーンで、ワン・ボーによる中国語版が効果的に使われています!!

　兄弟バトルアクションシーンあり、楽しい食事シーンありとあちこちに伏線が⁉

　音楽は楽しくて、深いテーマが含まれている感じです…？