【プレイバック】12月の「おしゃべりクラブ B」はこんな内容でした! | CEL英語ソリューションズのブログ

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12月26日のおしゃべりclub Bでの会話を一部ご紹介します。

 

変わりゆく日本の飲酒文化

 

緊急事態宣言の連続で2021年は外で飲食するチャンスが極端に少ない年でしたね。その影響もあってか、日本の飲酒文化が変わってきています。まず以前はどのようであったか話し合ってみました。

 

When I worked for my company, there was a refrigerator in the office and we would pick up beer from it. Of course, that was after we finished our tasks. And then we would go out to drink more.

 

と、今は引退されているある参加者が述べました。オフィスにビールが完備してあるのも珍しいですが、それくらい飲酒とオフィスワークが切っても切れない関係だった時代の証左としての発言でした。それを受けて別な参加者は、

 

That’s right. In those days, companies paid entertainment expenses to bosses, who invited their subordinates to have drinks after work.

 

ああ、それは日本がバブル景気に沸いていた頃の夢のようなお話です。会社側も社員同士の意思疎通向上の手段としてこのようなnominucation (a portmanteau (混成語) of the Japanese word for drink – nomi – and communication) を奨励していたのでしょう。しかし、

 

Even at that time, some subordinates didn’t like their boss’s invitation. But it was almost impossible to decline because it was actually not an invitation but an order.

 

という意見がでました。さもありなん。上司の機嫌を損ねるわけにはいきませんよね。しかも飲みに行けば、mind your Ps and Qs(気を使う)しなければなりません。

 

そのような層がずっとくすぶる中、コロナ禍が始まりました。

 

Now some people are happier than before because those customs suddenly disappeared from their offices.

 

ということで、コロナ禍のおかげで助かったと思う人々もいるようです。

 

また、そもそもアルコール摂取自体が苦手だとか好きでないという層も増えています。飲酒文化のメッカ、六本木にnon-alcoholic drinks だけを出す0%という店があることを一緒に読んだ記事で知りました。teetotallers(酒を全く飲まない人々)を狙っていますが、おしゃれなカクテルを出す大人の雰囲気の店だそうです。特に若年層で飲酒離れが顕著なので、このような店は増えていくかもしれません。

 

コロナの影響もあり、潜在的な要因が表に出始めた日本の飲酒文化は今後どのような方向に展開して行くのでしょうか。

 

次回は1月30日です