「能書きの読めぬところに効き目あり」
という言葉がありますが、ことわざ辞典には、
「能書き」は薬の効能書きのこと。
わざと難解な表現をしたものが、理解できないためかえって効き目がありそうに感じられるという皮肉。
と書かれています。
確かに難解な文章を書いたり、講演会などで難解な話をされる方がおられます。
上記の皮肉に従えば、その方が偉く見えると思ってしまうのでしょうか。
どの分野であっても、その道の専門家であれば多くの知識を持っておられます。
ですので、難しい難解な話をすることはその人にとっては造作もないことでしょう。
ある程度の知識を持っている人を相手にするときはそれでもいいでしょう。
しかし、その道の専門家ではない人、いわば素人相手に難しい話をしても理解してもらえません。
専門的なことを、誰にでも分かるようにかみ砕いて話すということは、結構大変です。
本当にそのことに詳しく、完全に理解していないと、難しいことを易しく話すということは、なかなかできないのではないでしょうか。