「怒る」と「叱る」の違い、よく言われることですので、どこかで聞かれたことがあるでしょう。
「怒る」とは、怒りの感情のままに、相手を叱責するのですが、実はその怒りは自分に向けられているのです。
「叱る」とは、相手の成長を願って、間違っている点等を指摘するので、これは相手に対したものです。
当然きつい言葉も出るかもしれませんが、それは怒りをぶつけるものではありません。
そして、さらに、同じ間違いを繰り返さないための注意点などを本人に気付かせるようなヒントを与えるのも叱ることに含まれているのではないでしょうか。
以前、松下幸之助発言集から引用されたものを読みました。
それによりますと、幸之助さんは非常に大きな失敗をした人に対しては怒らなく、むしろ慰めておられたそうです。
というのは、本人は失敗したことを苦にしているので、その時は、力をつけてやらなければならないと言わています。
「ふだんはよく叱ったものだ。」、と言われながら、大きな失敗は、むしろ引き受けてやらないといけない、とおっしゃっていました。
怒るのではなく、叱る、そしてもう一つあるのですね。