Tu seras pour moi unique au monde.
Je serai pour toi unique au monde...

「だけど、もし君が僕をなつかせたらならお互いに必要な存在になる。
君は僕にとって世界で唯一の人になり、僕も君にとって唯一の狐になる」(第二十二章)

seras,serai=êtreの未来形。
前置詞pour+N=Nにとって
à le monde →au monde 世界で
apprivoiser(あぷりゔぉわぜ)=懐く、飼いならすこと

王子様のメンターであるキツネが教える真理。
人間関係とは人と人との絆を時間と手間をかけて作ること。
キツネの教えによって王子様は大事なことに気づき、道を取り戻す。
ここでいうキツネは北アフリカに生息するフェネックギツネのこと。


*あ~、絆。人間関係。はっきりいって最近少々めんどくさい、って思ってしまっています。
去年の震災で世の中は絆の大事さを伝えていますし、もちろん私も大事なことだとは思うし、出来ることはしようと思っています。
しかし、問題は今現在の私をとりまく人間関係…臆病になるから余計に深く関わろうとしない…私も人間として大事なことを忘れた現代人なのでしょうか…


現在形

現在形は、現在時だけでなく、過去、未来のことも表現する。
話し手が臨場感を持って
「こと」を確実にとらえていることを示す。

*ただ単に現在のことだけを示すわけではない。時制の中心に置かれているピースのようなもの。
現在形とは、目の前のことが現在のものとして、語り手がありありと捉えている心の態度のこと。

使う状況:近未来、近過去、(普遍の)真理、習慣、実況(中継)


ex)
J'arrive! 「つきます=今、行きます」(近未来)

Je rentre 「かえりました=ただいま」(近過去)

la terre tourne autour du soleil.「地球は大洋の周りを周る。(真理)

Marie joue au tennis le dimanche.「マリーは日曜にテニスをする」(習慣)

Pauk se lève, se dirige ver la porte.「ポールは起き、ドアに向かう」(実況)

se diriger vers=赴く; おもむく; 趣く; 趨く; 向かう; 向う; 対う; むかう



未来形


未来形はinf +avoirの現在形の活用形が基本。infinitiv=不定。不定を持つということ。

donnerai, donneras, donnera, donnerons, donnerez, donneront,
donner=inf に ai, as, a, ons, ez, ont がくっつく

例外!〈特殊語幹+r+avoirの現在形の活用形

特殊語幹
être⇒se 
je serai/tu seras/il sera/nous serons/vous serez/ils seront
avoir ⇒au 
je aurai/tu auras/il aura/nous aurons/vous aurez/ils auront
faire⇒ fe 
je ferai/tu feras/il fera/nous ferons/vous ferez/ils feront
aller⇒ i 
je irai/tu iras/il ira/nous irons/vous irez/ils iront


話し手が、不確定な「こと」を不確実に捉えていることを示す。
*ただ未来のことを示すだけのものではない。
「明日行く」ではなく「明日行くだろう」のだろうに未来形の形が現れている。

使う状況:未来の予定、推測、天気予報、占い

Je séjournerai(せじゅるねれ)à Paris un mois.「私は一ヶ月パリに滞在する予定だ」

Paul partira demain.「ポールは明日出発するだろう」
*Paul part demain(現在形)だと確実にポールは明日出発するという意味になる。


近接過去形・近接未来形・前未来形


近接過去形⇒〈venirの現在形+de+inf〉臨場感を伴う。「今しがた~してきたばかりだ」
deによって少し前の過去を引きずってきている。
  *今こういう状態から来たものを持っていると言う感じ。

je viens de faire un chocolat.「私はチョコを作ったばかりだ」


近接未来形⇒〈allerの現在形+inf〉臨場感を伴う。「今~しようと思う」「~したい」
*普通の未来形よりも確実性があり臨場感も含む。

Je vais chercher du vin.「ワインをとってくる」


前未来形
⇒〈avoir/êtreの単純未来+過去分詞〉不確実性を伴う。「~しおわっている」
*未来の前までににあることが起きている、「あした朝になる前に私は支度をしている」

Quand elle arrivera, il sera parti.「彼女が来るまでには彼は出発している」

arrivera=allerの単純未来形
sera(すら)=êtreの単純未来形
parti=partirの過去分詞


今日は、かなーり目から鱗っていうか、私のフランス語つまずきポイントの日でした。
もう未来形の活用が出てきたとたんに、あ、全部暗記するなんて無理~ってあきらめた記憶が。
語幹とavoirの現在形の活用形がくっつけばよかった、なんて誰も教えてくれなかった!!
…あたしが聞いてなかっただけか?
いやぁ、かなーりスッキリしました!
こういうスッキリがモチベーションにつながるわけですよ~たのしいなあ~


Puis il se dit encore.

「そして王子様はまたこうも思った」

僕はこの世でたった一本の花を持っていて、それで豊かだと信じていたけど、普通の薔薇を持っているだけだった。(第二十章)


puis =それで、次に→副詞
encore =もっと、さらに→副詞
se dit =direの代名動詞→本質的用法(熟語として決まった意味があるもの。他の用法には分類できない)

始めは自分が唯一だ、あるいは大事だと思っていたことは実は他にもありふれているもので、
思っていたよりも大したものでは無いと気づく。

これって成長過程に遭遇する挫折ですよね…自分には何もないな…って思ってしまったり。
でも挫折は気付きの前振りだと。
大事なものは自分との絆をつくったものなのだ、他との比較に価値がある訳じゃない。と先生は解釈しています。

気づくこと。これが出来るか出来ないかでだいぶその後の人生って変わると思います。



*ついに30回目まで来ました。ここまでは大工さんの道具箱を準備した状態。…ですよね。
 なんか自分の成長があんまり実感できないなぁ…と思いながら授業を聴いていたら、
 今はまだその道具を使っていないから実感できないんです、と。
 私の道具箱にはちゃんと役にたつ道具が入っているのかな…
 でも、勉強し直す前より気づいたことはいっぱいあった。
 それだけでも成果だと思う。



現在分詞・過去分詞の復習

(名詞を説明している形容詞)

上手に踊っているあの男
L' homme dansant très bien.(現在分詞)

閉められた窓
La fenêtre fermée.(過去分詞、女性形)

終わった仕事
Le travail fini. (過去分詞)

失われた時
Le temps perdu.(過去分詞、ir動詞の不規則変化形)


分詞構文の復習
(名詞を説明する副詞、時、理由、条件)

Marie, rêvant toujours, ne pense pas à son mariage.
マリーはいつも夢見がち、結婚を考えない。
  *rêvant =rêverの現在分詞

Etant malade, il ne va pas à l'opera.
病気なの、彼はオペラに行かない。

  
Etant = êtreの現在分詞
   être malade=病気、病んでいる


Couché
, j'attends Paul.
横になっ、私はポールを待った。

  *Couché=coucherの過去分詞

La fortune vient en dormant.
運は寝ているうちに来る→果報は寝待て

  *en dormant =dormirの現在分詞、enが付いているのでジェロンディフ(同時を表す)
   La fortune =財産、運


受動表現

日本では刺身が好まれる
On aime le poisson cru au Japon.
  *au Japon =日本では


日本では日本語が話されている
Le japonais se parle au Japon.
  *主語が「もの」の代名動詞の表現。


その先生は生徒たちから愛されている
Le maître est adoré de ses élèves.
  *受動主+être+過去分詞(+par/de+動作主)

マリーはある男の熱愛されている
Marie est adorée par un homme.
  *par =熱愛されているのは一時的な表現


代名動詞の復習

*se=再帰動詞の使い方

Dans ce roman la héroïne se tue á la fin.
この小説では、ヒロインは終わりに自殺する
  
  *再帰的用法(通常の用法



Nous ne nous faisons que du mal.
私達はお互いに傷つけあってしかいない。
 
  *相互的用法=主語が複数の場合
        ne~que…=~しか…ない

Cette porte se fermer á dix heures.
この門は10時に閉められる。

  *受動的用法=主語がモノの場合

Paul se met au travail.
ポールは仕事を始める

   *本質的用法=上の3つに当てはまらない。熟語になっているもの。
    
se mettre á で「~を始める」(熟語)
Le petit prince s'assit sur une pierre et leva les yeux vers le ciel.

「王子様は石に腰かけ、空の方を見上げた」

そしてこう言った。
「思うんだけど、星が輝いているのは、みんながいつか、
 自分の星に帰ってゆけるようにするためなのかなあ」(第十七章)


a'assit=s'asseoir(さそわーる:座る)の単純過去形。
s'asseoirはasseoir(あそわーる:座らせるの)代名動詞。
leva(るゔぁ)=lever(るヴェ)「持ち上げる」の単純過去形。
vers=~の方



受動表現


三つの表現方法⇒ 受動態、代名動詞、on
日本語の「される」にあたる表現。

on
動作主をはっきり言わない場合に使われる
「~が…された」

On
parle français au Canada.「カナダではフランス語が話される」

on(不定人称代名詞)=人 であるが、この表現にすることで~されている、という受動の表現になる。

フランス語ではonを使うことで受動表現とすることが出来る。



受動態


動作主と受動主がいる場面で、受動主を主語(話題の中心)にして強調する表現。

受動態の形→受動主+être+過去分詞(+par/de+動作主)英語ではbyとかofとかatとか…

Marie aime Paul⇒Paul est aimé par Marie. (aimé←aimerの過去分詞)
Paul aime Marie⇒Marie est aimée par Paul.(上と同じだが性数一致)



parとde(動作主を示す)


par:一時的な動作

Cette lettre est écrite par Paul.「この手紙はポールによって書かれた」
【écrite(えくりっとぅ)の語末のeはCette lettre(女性名詞)のため。】


de:継続的な動作(感情・心情にかかわるものが多い)

Le petit prince est aimé de tout le monde.「王子様は皆に愛されている」
【愛され続けている、というニュアンス】


代名動詞


主語自身を直接/間接目的語とする再帰代名詞を内蔵した動詞表現

Paul lève Marie ⇒Paul la lève.(ポールがマリーを起こす)
Paul lève Paul(ポールがポール自身を起こす)⇒Paul se lève.

代名動詞=再帰代名詞+動詞のこと
再帰代名詞動詞の前に付く名詞(主語と同じ役割、行為が自分に再び帰って来る、という意味)

me/nous   te/vous   se/se
*超苦節目的語と間接目的語は同じ形



再帰的用法(通常の用法)

Je me lève le dimanche.「私は日曜日は早く起きます」



相互的用法(主語が
複数の場合)

Ils se sont injuriés violemment.「彼らは激しく罵りあっている」

injuriés(あんじゅりえ)=injurier=罵る
violemment(ゔぃよるもん)=激しく

*主語が複数の時限定で使われる



受動的用法(主語が
ものの場合)

Ce roman se lit très aisément.「この小説は簡単に読める」

aisément(えぜもん)=簡単に 英語のeasily


本質的用法(代名動詞として、決まった意味があるもの)

Je me souviens de cet homme.「私はその男を憶えている」

se souvenir de~=~を憶えている、思い出す
*カタマリで決まった意味があるもの。


今日の宿題。
再帰的用法、相互的用法、受動的用法、本質的用法の理解。

再帰代名詞と、その配置を憶える