「何で料理しないのに こんなに揃ってるんですか?
やっぱり女性来てたでしょ」


「いや 本当にキョーコだけだって
これは社長が勝手に揃えたんだよ
俺 何に使うかさえも知らないし」


「宝の持ち腐れって言葉分かります?」


「何となく」


「まさにそんな現状がここで起きてます
それとかこれとか 私欲しかったやつだし。。」


「ほとんど使った事ないし・・
あっ これも実はキョーコがうちに来る運命でって事だよ!
凄いな・・ 運命って」


「そうだとありがたいですけど 私 今使えませんけどね」


「大丈夫 明日からリハビリ頑張ろうね?
嫌いって言われてもしごくから」と紳士的なスマイルで言う


「嫌。。 怖すぎる。。 助けて。。」


「よし明日の事もあるし そろそろ寝ようか」


「はい あっ 明日ちょっと私出かけてきます」


「どこに!」いきなりキョーコの顔の目の前でアップになる


「ぇ。。 いえ。。さっき着替えてて思ったんですが。。」


「うん」


「久遠にいっぱい下着買ってもらったけど」


「うん」


「私 片手じゃブラ出来ない事に気がついたので。。」


「あっ そうだよね 外すなら片手で出来るけど着けるのは・・・

そうだね ごめん気がつかなくて」


「いえ 久遠が気がつく方が怪しいですから
っていうか片手で外すとか手馴れてますね
じゃ そう言う事でおやすみなさい」


「えっ!・・・」


「キョーコ 怒ったの?」


と言ってキョーコは部屋に行ってしまった


しまった・・ つい・・
俺 今までの女関係とかばれたら

本気で捨てられるかもしれない・・


コンコン
「キョーコ ごめん 手馴れてるは分からないけど
でも経験が無いわけじゃないのは本当だよ キョーコ... 」


ドアーを開けてキョーコが立ってた


「そんだけイケメンで
女経験無かったらその方がびっくりですよ」


「で そのイケメンが何でそんな泣きそうな顔してるんですか」
と笑う


「俺 キョーコに振られたくないんだ」


俺何こんなに弱気に必死になってるんだ・・

ありえない・・・


「久遠がそんな顔するなんて」と笑いながらkissをした


「怒ってませんよ?」


抱きしめて久遠がキョーコにkissをする
いつものように甘噛みもして舌も絡ませて
しかしまた今回も長いkiss


「キョーコ無しじゃダメなんだ・・ 愛してる」


キョーコが久遠の胸に顔をつけて
「はい 私も愛してます。。 」


「ほんと!? 初めて聞いた・・嬉しい・・」


「ね 絶対何もしないから 一緒に寝て欲しいな」


「はい。。 」と下を向いて小さな声で返事をする


キョーコを抱きかかえ久遠が自分のベッドに寝かす

「大きいベッドですね」


「でしょ? これでいつも1人で寝てたんだよ

キョーコ こっち縫ってある方だよね?」


「はい」


「じゃ ちょっとごめんね」


キョーコに当たらないように上を転がり


「はい」
と言って腕枕をする


「生まれて初めて。。///」


「kissが俺初めてだったのに これはしたことあったら
おかしいでしょ」と笑う


布団の上からキョーコの腰を抱き
キョーコを自分の胸元に引き寄せ


「寝にくくない?大丈夫?」


「はい。。でも腕の置き場が。。」


「これでいいよ」
と言って布団の中で久遠の腰を抱きかかえるようにさせた


「キョーコ おやすみ」
と言っておでこにkissをした


「おやすみ久遠」

キョーコでは届かなかったので首筋にkissをした


ん? 久遠の心臓早い・・


「久遠? 心臓の音が」


「うん・・ 初めて緊張してる」と言って苦笑いをする


「久遠でもそんな事あるんだ」と笑った


「いや 俺も初めての経験だよ
生まれて初めてだからね 恋したのも愛したのも
キョーコに会ってから初めて起きる事ばかり・・」


「フフッ じゃ私と似てますね」


「気になって寝れない?」


「大丈夫 嬉しくて寝れないかもだけど」と微笑む


「キョーコ kiss いっぱいして良い?」


「うん。。 」


甘噛みをし舌を絡ませ それを何度も繰り返し
唇の感覚が無くなるくらい長いkissをした


そしてこの夜は 2人抱き合いながら寝た



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シャワー室を出て久遠が崩れ落ちる

やばい・・ ありえないくらい肌が綺麗だった・・
それにあの体のライン 本当に綺麗だ・・

ダメだ 考えないようにしないとあれが意志をもち始めた


今まで女性の裸なんて見て 意志を持ったって
経験の浅かった子供の頃だけだぞ?

初めて彼女を見たときと同じくらいの衝撃を受けてる
しかもまだ背中 はぁ... なんなんだ・・

俺 どのくらい耐えられるのかな・・


やはり片手のせいか結構時間がかかってしまい
やっとキョーコが出てきた


「長い時間すいません。。 」
バスローブを着たキョーコが現れた


「ううん 大丈夫だった?」


「はい 手で持たないでもシャワーって使えるので
楽でした」と笑う


「じゃ 俺も入って来るかな
もし誰か来たら 多分デリバリーだと思うから
ここをこうすると下のロックが開けられるから OK?」


「はい」とにっこり笑う


蓮が入ったのを確認し 使わせてもらうゲストルームに行き
パジャマに着替えた


今 ふと思ったけど 私ブラジャー出来ないじゃん!
どうしよう。。。
あっ ブラトップにすれば良いんだ
明日買いに行ってこようかなぁ~


あ そうだ あと 洗濯させてもらおうっと


ピンポーン
あっ 噂のデリバリーかな?

「あっ はい どうぞ」
と言って下のオートロックを外す


丁度蓮も出てベルの音を聞いた

来たんだ 

・・・ キョーコどんなカッコしてるんだろう
俺が出た方が良いかも

バスローブをすぐ着て 何事も無かったように出てきた


「あ 久遠おかえり」


「うん 今 下 鳴ったよね?」


「はい」


バスローブじゃなくて良かったけど
パジャマで出させるわけには行かない!
(自分はバスローブで良いのかと)


「俺出るから良いからね 持てないでしょ」


「あ。。そういえば。。 」


「ほら いちいちそんなに暗い顔しない」
と言ってkissをする


「はい  って今なにを!///」


ほんと見てるだけで面白い ククッ


コンコン
インターフォンを取り
「はい 今行きます」


蓮が玄関に向かい取りに行った


「よし 来た 食べようか」


「ぇ。。 何ですかこのデリバリー」


「ん? 社長の家から来たから デリバリー専門じゃないけど」


「ですよね。。 デリバリーでこんなの見たことないです」


いわゆるちょっとしたコース料理の出前版


「何かメモがありますよ?」


「ほんとだ えっと それとそれは・・」


キョーコがメモを覗き見し
「オーブンでやった方が良いみたいですね
私やりましょうか? 久遠に持たせますけど」と笑う


「いくらでも使ってください」と蓮も笑う


「あのバナーありますか?キッチン用の」


「多分これかな?」


「フフッ 料理しないのにあるのが不思議」


こうして仕上げをして食事をすることに

「美味しい~ 病院の以外って久しぶりです」とはにかむ


「キョーコは本当に美味しそうに可愛く笑いながら食べるね」


「それ。。子供っぽいって言ってます?」


「いや 一言も言ってないよ」
と言ってキョーコの唇を舐める


「うん 美味しいね」と微笑む


「もぅ/// 自分も同じのあるじゃないですかっ///」

「ドキドキするんで辞めてください。。///」


もぅはこっちの台詞だよ
楽しくて 嬉しくて 可愛くて
こんな事が自分に起きるなんて思わなかった
幸せってこういう事を言うのかもな・・


食事が終わり

「食洗機あるのは助かりますね 私出来ないし」


「久遠 他にキッチン用品って何があるの?」


「ん?結構あるよ こうでしょ?」


と言ってさっきキョーコが開けられなかったとこや
後ろの高い位置にある棚などを開けてみせた



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ダメだ。。片手じゃ届かない
片方支えにしないとこんなのとこも開けられない

私 もう料理も出来ないのかな。。
これじゃ本当にただのお荷物に過ぎない。。


シンクに右手をつけて泣いていた


ん?音が何もしないけど 何してるんだ?

蓮がキッチンに行くとキョーコが泣いていた


「キョーコ どうしたの」


「いえ。。 何でもないです」


「何でもないのに泣くわけないだろう」


「私 料理好きだったんです でも この上の棚
これさえも開ける事出来ないんですよ?
おかしいですよね」と泣きながら笑う


「何も出来なくて ただのお荷物だし
ほんと。。 参っちゃいますね」と無理に笑う


「キョーコ・・ 」


「久遠。。 」

蓮の胸に顔をつけてキョーコが泣く

そんなキョーコを久遠が抱きしめ


キョーコ・・ 本当にごめん・・
俺のせいでこんな体に・・

彼女はこの体になってから一度もピアノの話をしない
あんなに好きだったのに・・


俺に多分気を使ってるんだろう
それなのに俺を絶対攻めない・・
くそっ! 俺のせいなのに!



「大丈夫 絶対治るから いや治そう
それで俺に何か作ってくれる?」


久遠の顔を見る


「ね? 治そうね」と微笑む


「うん。。」
久遠の胸にまた顔をつける


キョーコの涙を唇で拭い
顔を上げさせ唇にkissをし
甘噛みをするとたまに涙が流れてくる


謝ることしか俺には出来ないのか...

舌を絡ませ長い時間kissをし抱き合っていた


「久遠の胸 落ち着く。。」


「ほんと?」と微笑む


「そうだ 来るまでお風呂にでも入る?」


「はい」と喜ぶ


「じゃ 今用意するからリビングで待ってて」


久遠 優しいね。。
久遠のために出来ること 頑張らないと


「キョーコ いいよ 一緒に入る?」


「良いですよ?」


「へ~ 本当に入るよ?」


「嘘です。。 ごめんなさい。。」


「残念だけど 今は許してあげるよ」と笑う


「あ そうだ お風呂に入ったらさ
ちょっと手を貸して こういうのを右手を使って
左手にやってみて」


「こうですか?」


「そそ 右は右 左は左って思いながらやると良いかも?」


「やってみますね」


「一人でダメだと思ったら呼んでね?
恥ずかしいとか言ってられないよ?」


「はい じゃ行ってきます」


「タオルとバスローブ置いておいたから それ使ってね」


「は~い」


お風呂とか久しぶりだな。。
髪は洗えないから水無しシャンプーだったし

髪を丁寧に洗う

っ! 抜糸したとこちょっとしみる。。
あまりやると傷が開くかもって言ってたしさっさと済ませよう


手で持たないで壁にかけたまま使えば使えるから
シャワーってこういう時便利だなぁ


あ。。 右手が洗えない。。


「あっ そういえば彼女 右手は洗えないじゃん
大丈夫かな 断られるのは分かってるけど聞きに行くか。。」


「キョーコ? ・・・? どうした?」
とシャワー室を開ける


「右手が洗えないの。。」と泣いていた


「ホントにそんな事で泣いて・・ 可愛すぎるだろう・・」


「って。。 ちょっと!久遠ダメ!見ないで 出て!///」


言われてから直視してしまった
背中ではあったが綺麗なライン


「大丈夫だよ 背中だから見えてない
そのままにしてて はい左手やるよ 良い?」


「はい。。 見えてないって背中とか見えてるのに。。」


「隠したいのって前でしょ?なら大丈夫じゃん」と笑う

「ついでに背中 で 終わり 出てるね」


「あ。。りがとう。。///」


「どういたしまして」



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