ダメだ。。片手じゃ届かない
片方支えにしないとこんなのとこも開けられない
私 もう料理も出来ないのかな。。
これじゃ本当にただのお荷物に過ぎない。。
シンクに右手をつけて泣いていた
ん?音が何もしないけど 何してるんだ?
蓮がキッチンに行くとキョーコが泣いていた
「キョーコ どうしたの」
「いえ。。 何でもないです」
「何でもないのに泣くわけないだろう」
「私 料理好きだったんです でも この上の棚
これさえも開ける事出来ないんですよ?
おかしいですよね」と泣きながら笑う
「何も出来なくて ただのお荷物だし
ほんと。。 参っちゃいますね」と無理に笑う
「キョーコ・・ 」
「久遠。。 」
蓮の胸に顔をつけてキョーコが泣く
そんなキョーコを久遠が抱きしめ
キョーコ・・ 本当にごめん・・
俺のせいでこんな体に・・
彼女はこの体になってから一度もピアノの話をしない
あんなに好きだったのに・・
俺に多分気を使ってるんだろう
それなのに俺を絶対攻めない・・
くそっ! 俺のせいなのに!
「大丈夫 絶対治るから いや治そう
それで俺に何か作ってくれる?」
久遠の顔を見る
「ね? 治そうね」と微笑む
「うん。。」
久遠の胸にまた顔をつける
キョーコの涙を唇で拭い
顔を上げさせ唇にkissをし
甘噛みをするとたまに涙が流れてくる
謝ることしか俺には出来ないのか...
舌を絡ませ長い時間kissをし抱き合っていた
「久遠の胸 落ち着く。。」
「ほんと?」と微笑む
「そうだ 来るまでお風呂にでも入る?」
「はい」と喜ぶ
「じゃ 今用意するからリビングで待ってて」
久遠 優しいね。。
久遠のために出来ること 頑張らないと
「キョーコ いいよ 一緒に入る?」
「良いですよ?」
「へ~ 本当に入るよ?」
「嘘です。。 ごめんなさい。。」
「残念だけど 今は許してあげるよ」と笑う
「あ そうだ お風呂に入ったらさ
ちょっと手を貸して こういうのを右手を使って
左手にやってみて」
「こうですか?」
「そそ 右は右 左は左って思いながらやると良いかも?」
「やってみますね」
「一人でダメだと思ったら呼んでね?
恥ずかしいとか言ってられないよ?」
「はい じゃ行ってきます」
「タオルとバスローブ置いておいたから それ使ってね」
「は~い」
お風呂とか久しぶりだな。。
髪は洗えないから水無しシャンプーだったし
髪を丁寧に洗う
っ! 抜糸したとこちょっとしみる。。
あまりやると傷が開くかもって言ってたしさっさと済ませよう
手で持たないで壁にかけたまま使えば使えるから
シャワーってこういう時便利だなぁ
あ。。 右手が洗えない。。
「あっ そういえば彼女 右手は洗えないじゃん
大丈夫かな 断られるのは分かってるけど聞きに行くか。。」
「キョーコ? ・・・? どうした?」
とシャワー室を開ける
「右手が洗えないの。。」と泣いていた
「ホントにそんな事で泣いて・・ 可愛すぎるだろう・・」
「って。。 ちょっと!久遠ダメ!見ないで 出て!///」
言われてから直視してしまった
背中ではあったが綺麗なライン
「大丈夫だよ 背中だから見えてない
そのままにしてて はい左手やるよ 良い?」
「はい。。 見えてないって背中とか見えてるのに。。」
「隠したいのって前でしょ?なら大丈夫じゃん」と笑う
「ついでに背中 で 終わり 出てるね」
「あ。。りがとう。。///」
「どういたしまして」
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