淡々のインタビューが進み 2人が最近出来た娘の話をした
ぇ? 私の事言っちゃうの?
だってこれ下手すれば全世界に流れるんじゃ。。
本当に娘だと思ってくれてるんだ
嬉しい。。
そこで進行の人が
「あれ?クーには息子さん居ましたよね? 息子さんは?」
そう振られると2人が暗い顔をし始めた
「あぁ 今は他の国で仕事をしていて滅多に会えないんで」
父さん。。母さん。。
「そうそう 娘もここに着てるんだ キョーコおいで!」
え? 出ていいの?
スタッフが迎えに来て クーの方に連れて行かれた
「うちの娘のキョーコだ 日本で女優をしている」
「こんにちわ 京子です」
と綺麗にお辞儀をして挨拶をした
綺麗な挨拶をされ司会の人もタジタジな様子で
「あ・・ こんにちわ どうぞ座ってください」
クーとジュリの間に座らされジュリがキョーコの肩を抱く
そして難なくインタビューは終わった
帰りの車の中でまだ少し元気の無い2人を見て
「兄さんは今居ないけどいつか兄さんも帰ってくるよ?
顔とか全く分からないけどいつか私が連れて来る!
父さんも母さんも元気出して ね?」
本当に心配そうに言うキョーコを見てジュリが抱きしめ
「そうね 今はこんなに可愛い娘が居るんですもの」
「そうだな キョーコ ありがとう」
とクーもキョーコの言葉が嬉しく喜んだ
これを期に更に親子度数が上がり
ジュリのキョーコ度数も上がってしまった
そしてアメリカに来て2ヶ月とちょっと
「キョーコは日本に帰らないといけないのか・・」
「そのドラマが終わったら ちゃんと帰って来るのよ?」
「うん 事務所に言って必ず帰ってくる」
「何でまた
そんな毎日放送の長いドラマなんてあるのかしら」
とジュリが不機嫌だった
「まぁ 日本でいう国営のような局だから
主演に選ばれるのは認められてる証拠だ キョーコ頑張れよ」
「うん」と満面の笑みをし
即席親子ではあったが別れを惜しみながら
5日後にアメリカを旅立ち日本に戻った
空港に着くと迎えの人が来ていて早速事務所に向かった
「おかえり最上くん」
「ただいま帰りました」
「アメリカはどうだった 行って良かっただろう」
「はい ありがとうございました」
「後数週間も無く撮影に入る まずは時差ボケでも直して
体調を整えると良い」
「はい あ 電話使う事がほとんど無くて。。」
と電話を返すと
「あ そうそう 最上くんの家なんだが
君 だるま屋から出て一人暮らしになったから」
「え!? 何時の間に。。」
「撮影が毎日で時間もまばらで忙しいからな
あちらも飲食業やってて それはそれで迷惑になるだろう」
「そうですね。。」
「だるま屋に挨拶してくると良い あと家の場所も教えないとな
これが鍵だ」
鍵を受け取り社長室を出ると
さっき迎えに来てくれた執事の1人が
ドアーの外で待っていてその人が送ってくれることに
まずはだるま屋に向かい
お世話になった大将とおかみさんに挨拶をする
そしてその後に家に案内された
「こちらでございます」ドアーを開けてくれ中に入る
「以前のお住まいでは家電などは無かったため
家電や調理器具は購入してありますので」
「はぁ。。 何から何まですみません」
「いえ この辺は分かりますか?」
「はい 敦賀さんの近くですよね?」
「ええ 大丈夫そうですね それでは私はこれで」
「はい 車ありがとうございました 助かりました」
お辞儀をして御礼を言うと微笑んで帰って行った
部屋の間取りは1LDKでリビングが12~15畳はあるだろうか
寝室にはベッドがありここも8~10畳くらいはありそうだった
収納も多目で荷物の少ないキョーコには十分だったが
アメリカで買ったカジュアル服はしばらくすると送られてくるので
クローゼットが広めなのは嬉しかった
「何か 私には贅沢な作りだな。。
そうだ キッチン見てこよう 鍋とかあるのかな?」
いざ見てみると簡単な食器や鍋関係
オーブンレンジや炊飯器に冷蔵庫 食洗機は装備されていた
「さすがだわ。。1人には十分過ぎる。。」
冷蔵庫を開け
「近くにスーパーあるし買い物に行こうかな」
一応お風呂場も覗き必要な物があるか調べる 当然トイレもだ
「これはスーパーとドラックストアー巡りね!」
リビングの机の上に今まで使っていた携帯が置かれていて
「そうだ 携帯こっち持ち歩かないとだった」
電源を入れ持ち歩く事にし早速買い物に出かけた
まずスーパーに行き買い出しをし自宅に戻り片付け
続けてドラックストアーに向かった
そして買い物が済むとすでに3時間は経過していた
「はぁ。。買い物でこんなに疲れるなんて。。
簡単な料理でもして さっさとお風呂に入って寝ようかな
何だか 買出しで疲れちゃった。。」
そこに蓮から電話が来る
「もしもし 最上です」
「あっ! 最上さん? 帰ってきたの?」
「はい 今日帰って来ました どうかなさったんですか?」
「いや ずっと繋がらないから」
「社長に聞いてませんか?」
「聞いてはいたけど急に行っちゃって行きも帰りも知らなくて
今日は出て安心したよ」と微笑む
「あ わざわざありがとうございます」
敦賀さんそんなに何度も連絡してきてたの?
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