「おかえり」


「は はい。。ただいま。。//」


「あの着替えさせてもらって良いですか?
と言っても脱ぐだけなんですけど。。」


「あ うん どうぞ」


セツカの時と同じようなキャミ姿になると
来いとばかりにベッドの布団をめくる


それを見てキョーコがベッドに入ってきた


腕枕をしてあげると手馴れたようにキョーコが頭を乗せ
蓮の胸元に顔を寄せる


「そういえば俺の家でもそうだったけど最近それ多いの?」


「そうですね 楽なので。。」


俺の理性が試される時か・・ 何度試された事か はぁ...


「そんな薄着で大丈夫?」


「そんな事言ったら敦賀さんどうするんですか?」と笑う


「あぁ 俺いつもこれだから」と笑う


下は履いているが上半身裸の蓮だった


キョーコを抱き寄せキョーコの頭に顔を寄せ


「人肌って気持ち良いね 安心する」


「はい。。//」


「そういえば さっき悩んでるって何かあったの?」


「あ。。はい どう決断して良いか。。」


おでこにkissをし頭を抱え

「決断か・・ 何か重要そうだね」


「ですね。。 でも 踏み出せなくて」


「そうなんだ 何か理由あるの? 踏み出せない理由」


「離れたくないんです。。」

蓮の背中に腕を回し抱きついてきた


・・・? 離れたくないで俺に抱きつくって
自惚れるんだけど・・


「何かと離れたくない理由があるのか」


蓮もキョーコを抱きしめおでこと頬にkissをする


「敦賀さん。。」


「ん? なに?」


「お願いして良いですか。。」


「うん 何でも言ってください」と微笑み頭に頬を寄せる


「私のファースト。。お願いして良いですか。。」
(もう会えなくなるかもしれないし。。)


ここはかなり小さな声だったが蓮は聞き逃さなかった


胸が苦しい・・もう会えないとか言わないでくれ・・


「俺で良いの?」

ウンとキョーコが頷いた


腕枕をしたままキョーコの上に被さるように上体を起こすと
髪を撫でおでこにまずkissをするとキョーコが目を瞑る

そのまま頬にkissをすると唇にフレンチを5秒..10秒..
時間が経っていくとゆっくりと唇を離した


離れていく唇と同時にキョーコの目もゆっくり開いていく

目と目が合うと蓮がキョーコの髪を撫で頬も撫でる
今もまだ目を合わせたままで


「もっとして良い?」と蓮が真剣だが優しく聞くと

目を合わせたままのキョーコが頷く


蓮の顔が近づくにつれてキョーコが目をまた瞑る

さっきと同じく優しくゆっくりとフレンチをしたが
唇が離れたかと思うと頬を撫でながら甘噛みを始めた


キョーコが蓮の首に腕を回すと
蓮が次の段階である舌を入れると
キョーコはそれを受け入れ2人で絡ませる


しばらくそのまま続けているとまた甘噛みに戻り
今度はおでこ同士をつけたままバードkissをする
唇をつけては離してを何度かしているとキョーコが笑ってきた


蓮も微笑むと髪を撫で
おでこにkissをしまた甘噛みをし舌を絡ませた



夢に見た彼女とのkiss まだ辞めたくない
ずっと・・ ずっと 出来る事ならしていたい


大好きな敦賀さんに本当にkissしてもらえるなんて。。
しかもこんなにいっぱい 長い時間。。
夢でも見てるのかな。。



顔中にkissをし首筋を唇でなぞりkissと甘噛みをすると
キョーコが吐息を出した


つい嬉しくて首までやっちゃったけど

吐息を出すとか反則だから・・


また口に戻り舌を絡めるとやっと唇を離した


キョーコの髪を撫でおでこにkissをし唇を置いたまま

「ごめん 何か嬉しくて長くしすぎちゃった」と微笑む


おでこに敦賀さんの唇の感触が。。//


「いえ。。ありがとうございました。。///」


でも敦賀さんが嬉しいって?どういう事?


蓮の言葉に疑問を感じながらも
kissって良いな。。もっとしたかったな。。
キョーコは夢心地だった


蓮が体勢を直し仰向けに寝転がると

肩のほうにキョーコの頭を乗せ


腕枕をしている腕でキョーコの腰を抱くと
腕枕をしていない腕の手でキョーコの腕を掴むと

蓮の胸に置かせそのまま手を握った


前は恥ずかしかったけど敦賀さんの肌に触れてると落ち着く。。

今まではこんな事絶対出来ないと思ってたのにな


キャミだけの最上さんが今 俺に抱きついている
この温もりを感じられなくなるのは・・嫌だ・・


キョーコの髪に唇を当て
「大丈夫? 寝れそう?」


「はい。。心地良いです。。」
蓮の胸に1,2度摺り寄せ答えた


「うん ずっとこうしていたいね・・」

ウンとキョーコも頷く


父さんと母さんは大好きで一緒に居たいけど
でも。。敦賀さんと離れるのが 辛い。。


社さんが言うように本当に俺の事思ってくれてるのかな
彼女の事だし 親しいからってこんなお願いもしないだろうし


今聞きたい・・ けど

明日久遠として彼女と会わないといけないし
あと数時間の辛抱だ・・



-------------------------------------------------------





「お前あれだけ束縛力と嫉妬心撒き散らしておいて
今だに言わないっておかしいって」


「ちなみに蓮 お前なんて言われてるか知ってるか?

琴南さん達だけど」


「何ですか?」


「あんなに勝手に嫉妬してキョーコちゃんを追い詰めて
何なんですか? あのへたれ俳優って 言われてる」と笑う


「・・・・ あの辺にもばればれですか」


「キョーコちゃんを良く意味無く追い詰めてるからな
どちらかというとお怒りだ」


「覚悟してキョーコちゃんに言うんだな
じゃないと近いうちに日本から居なくなくなるかもしれない
しかも彼女の横にはさっきの外人 あいつが居そうだぞ」


「社さんもそう思いますか」


「いや どう見てもキョーコちゃん狙いだろう
言葉が分からなくてもみえみえだって・・」


「今キョーコちゃん クーたちにその話されてるのか?」


「多分そうだと思います」


「だったらここに来るか 電話が来るかもしれないな
蓮 目は元に戻しておいた方が良いぞ」


そう言われて蓮が急いでコンタクトを装着する


「どう彼女に伝えるかな・・
そういえば・・ 実は彼女 白人の俺の事知ってるんですよ」


「? 知ってる?」


「でも 敦賀蓮がその白人だという事は知らないんです」


「どういうことだ?」


子供の頃にコーンと呼ばれた事を社に話をする


「凄い偶然だな・・ でも蓮

お前よくキョーコちゃんに気がついたな」


「ええ その時に渡した石を今も大事に持っててくれてるんです
それとコーンって言ってて思い出しました」


「それは言うつもり無いのか?
言うならそれも早い方が良いんじゃないのか?
知ってて騙したって そっちに考えなければ良いけど」


「そうですね 告白と一緒に言えれば良いんですけど
今髪を戻すわけにもいきませんし」


「なぁ 蓮 明日は昼からのはずだ 午前中に言う気ないか?」


「・・・ そうだ 社さんお願いしても良いですか?」


「うん? いつもキョーコちゃん関連は動いてるつもりだぞ?」
と社が笑う


「そうですね いつもすいません」と苦笑いをする


「あの 明日....」


明日の午前中にフロントにメモを渡してもらい
フロントの人がキョーコに預かったと連絡を入れる
そしてキョーコが誰から?と聞いた時に白人の男性から
と答えてもらう


「そんなんで良いのか?」


「はい その代わり渡すメモが欲しいんですけど
社さん何か書く物とかありませんか?
ここにあるのだとホテル名が書かれてるんで」


「あぁ ちょっと待っててくれ」


社の部屋は目の前だったため

急いで便箋と封筒とペンを持ってきた


「こんな物まで持ち歩いてるんですか・・」


「まぁ 丁寧に渡すとなるとメモで書いて渡すじゃ
体裁悪いだろう だから一応持ち歩いてるんだ」


「さすがですね」と蓮が笑い英文で便箋に文章を書いた


「文字見ると日本人っぽくないな 容姿見ると日本人なのに」
と社が笑った


「ところで何て書いたんだ?」


「10年前に彼女と会ったその場所に来て欲しいと
でも来てくれますかね・・」


「そこはもうかけるしかないだろう・・
とうとうこうなったんだ 覚悟してくれよ?」


「はい どっちにしろ行ってしまうかもしれないんじゃ
すぐにでも言った方が良いですよね
何かごたごたに巻き込んですいません」


「ずっと見守って来たんだ ここで参加させてもらって良かったよ
見届けないとすっきりしないしな」と社が笑う


「社さんにはずっと助けてもらってましたからね」
蓮が苦笑いをする


「さて そろそろキョーコちゃんも帰って来そうだな
じゃ フロントには渡しておくから 俺は部屋に戻るよ」


「はい 色々ありがとうございました」


ウンと頷き蓮の肩を叩き社が部屋に帰って行った


はぁ・・社さんが居てくれて良かった
何か周りが敵だらけな気がしてどうすれば良いか迷ったしな・・


そうだ 今のうちにシャワーでも浴びちゃうかな
来るか分からないけどもしもって考えた方が良いし


そして蓮が急いでシャワーを浴びて部屋に戻ると
携帯に着信があった

最上さんからだ! まだ5分も経ってない 良かった・・


「もしもし 最上さん?」


「あ・・敦賀さんですか? そちら伺っても良いですか?」


数分待っているとキョーコが現れた

「こんな時間にどうしたの? クー達と夕食だったんじゃ?」


「あっ ええ 夕食は一緒にしたんですけど。。」
蓮に飛びつくように抱きついてきた


「どうしたのかな」優しく声をかける


「何か色々悩んでて。。」


「時間も時間だし 一緒に寝ようか?」


「ぇ。。//」


「その方が安心出来るでしょ 着替え持っておいで」
と腰に回した手で背中を撫でる


「あっ。。じゃ シャワー浴びてそれでまた来ます。。//」


「うん 待ってるね」

おでこと頬にkissをするとキョーコが部屋に戻った


あんなに母さんに懐いていたし即答なのかと思ったけど
最上さんは悩んでいるのか・・


さっき社さんが言ってた事が本当だったら・・
その悩んでいる理由が俺であってほしいな...


30分は超えたが1時間は経たないうちにキョーコが戻ってきた



-------------------------------------------------------





「もしもし 蓮ですけど」


「おお どうした」


「クー達が来ましたよ どういう事ですか?
最上さんの事 俺全く話し聞いてないんですけど」


「あぁ 今まであれだけタイミングがあっても動かねーし
別に動く気はないんだろう? だったら言う必要もねーだろう」


「別に動かなかったわけじゃ」


「実際そうだろう? 2人きりになる事なんて相当あっただろう
ヒール兄妹なんて1日中寝るとこまで一緒だったんだしな」


「でも 彼女はまだ傷が癒えてないと思って」


「最上くんがそう言ったのか?」


「いえ 彼女にはそういう話はしていません」


「お前が勝手に思い込んでいたって事だよな?」


「そう言うことになります・・」


そうだ 俺は彼女癒えてるか何て聞いたことが無い
恋愛はまだ無理なんだと勝手に決め付けて

それでも挨拶のkissはしている・・


「お前はどうしたいんだ」


「自分の彼女として

そしていずれは一緒に居たいとそう思ってます」


「でもそれはお前が決めた事であって
最上くんが蓮

お前を選んで彼女になるのかは分からないよな」


「そうですね・・・」


「それで好きで恋愛感情があったのに今まで言わずに居て
今クーが来たからその話はっていうのはおかしくないか?」


「彼女は愛や恋を拒む でもそれは自分からであって
言われれば気持ちが変わるかもしれない

そう思った事はないのか?」


「迷ってる暇はないぞ ジュリは本気だ
妹が嫌なら悩む前に行動で示せ!
蓮 お前いつからそんなに弱気な男になったんだ」


文句を言うつもりで電話したが反対に説教を食らった・・
俺はどうしたいんだ


空を見上げ考える


彼女に触れたい 他のやつには触れさせたくない
でも 何故踏み出せないんだ・・
俺は彼女を・・ そして幸せを望んで良いのか..



『時間は無限じゃないんだよ
立ち止まって悩む暇があったら まず動け』


『俺に悪いと思うなら "立て クオン"』


リック・・・!?



「おーい 蓮 出番だぞ」


「はい 今行きます!」


しょうがない・・
これはもう社さんにも話して相談に乗ってもらうしかないのか・・


何とか撮影が終わり
キョーコはクーたちと夜は共にするというので
別々にホテルに戻る事になった


「社さん 後で話しがあるんですが良いですか」


「うん 何か深刻そうだな」


「そうですね あまりしたくない話なんですが
今言わないと手遅れになるかもしれない気がするんです」


「分かった 夕食の後にでもお前の部屋に行くよ」


「はい よろしくお願いします」


部屋に戻ると社と夕食を共にしそのまま蓮の部屋に向かった


「俺に話しなんて珍しいな」


「ええ 相談出来るの社さんしか居ないんで・・・ 」


「実はこれから言う事は社長と俺と親しか知りません」

そういうとまず自分の出生の話をし始めた


「嘘だろう? 本当なのか?」


「ええ 敦賀蓮は芸名なのはご存知ですよね?」


「まさか蓮がクーの息子でしかも白人だったとはな・・」


「ちょっと待っててください 驚くと思いますけど」と笑うと

洗面に行きコンタクトを外してくる


「これが本当の顔です」


「コンタクトで装っていたのか・・」


「日本人離れしてるのは 日本人じゃなかったからって事か
色々と思い返せばそうだなと思う事は出てくるな
しかし何でまたそんなトップシークレットを今俺に話したんだ?」


「実はクーとジュリ いえ俺の親が日本に来た理由が
最上さんを養子にって それで着たらしいんです」


「キョーコちゃんを養子? お お前 それじゃ妹に・・!」


「そうなんです・・ でも俺どうしたら良いか・・」


「なぁ蓮

キョーコちゃんを好きなのは誰が見てもばればれだぞ?」


「そうなんですかっ!?」


「ただ本人は気づいてないだけで 今まで2人一緒の現場じゃ
みんながお前達のことに気づいて聞かれてた」


「で 俺からこんな事言っちゃうと楽しみも減るかもしれないけど
キョーコちゃんも蓮 お前の事が好きだと思う」


えっ!?

驚いた顔で社の顔を見る


「ほんと2人とも自分達の事は全く気づかずだけど
周りから見たらばればれだぞ? それなのに何悩んでるんだ?」


「告白が恥ずかしいのか?
それともまさか振られるのが嫌で言えないのか?」


「今 凄く仲良くやっていけてるじゃないですか?
告白をしてたらこの関係が無くなるんじゃって・・」


「振られるのが怖いって事ね
お前ってさ

ほんとその顔と普段の発言とは想像出来ないくらい乙女だよな・・」


「過去に彼女とかは居なかったのか?」


「向こうに居る間は常に居て 経験もそれなりの数はしてますが
社長いわく 本当に好きになった事が無いだろうと」


「本当に自分から初めてなのがキョーコちゃんだったって事か・・
で 再度聞くけどどうするんだ?」


「このままだと妹 しかもアメリカに行くんじゃないのか?」


「ぇ・・!?」


「だってそうだろう?

離れたくないからの養子なんじゃないのか?」


「告白しなければどっちにしろキョーコちゃんは
今まで通りの付き合いは無くなるって事になるよな
日本に居なくなるんだし」


そうか そうだ・・
日本で一緒に居られるようにするには彼女を引き止めないと



-------------------------------------------------------