「お前あれだけ束縛力と嫉妬心撒き散らしておいて
今だに言わないっておかしいって」


「ちなみに蓮 お前なんて言われてるか知ってるか?

琴南さん達だけど」


「何ですか?」


「あんなに勝手に嫉妬してキョーコちゃんを追い詰めて
何なんですか? あのへたれ俳優って 言われてる」と笑う


「・・・・ あの辺にもばればれですか」


「キョーコちゃんを良く意味無く追い詰めてるからな
どちらかというとお怒りだ」


「覚悟してキョーコちゃんに言うんだな
じゃないと近いうちに日本から居なくなくなるかもしれない
しかも彼女の横にはさっきの外人 あいつが居そうだぞ」


「社さんもそう思いますか」


「いや どう見てもキョーコちゃん狙いだろう
言葉が分からなくてもみえみえだって・・」


「今キョーコちゃん クーたちにその話されてるのか?」


「多分そうだと思います」


「だったらここに来るか 電話が来るかもしれないな
蓮 目は元に戻しておいた方が良いぞ」


そう言われて蓮が急いでコンタクトを装着する


「どう彼女に伝えるかな・・
そういえば・・ 実は彼女 白人の俺の事知ってるんですよ」


「? 知ってる?」


「でも 敦賀蓮がその白人だという事は知らないんです」


「どういうことだ?」


子供の頃にコーンと呼ばれた事を社に話をする


「凄い偶然だな・・ でも蓮

お前よくキョーコちゃんに気がついたな」


「ええ その時に渡した石を今も大事に持っててくれてるんです
それとコーンって言ってて思い出しました」


「それは言うつもり無いのか?
言うならそれも早い方が良いんじゃないのか?
知ってて騙したって そっちに考えなければ良いけど」


「そうですね 告白と一緒に言えれば良いんですけど
今髪を戻すわけにもいきませんし」


「なぁ 蓮 明日は昼からのはずだ 午前中に言う気ないか?」


「・・・ そうだ 社さんお願いしても良いですか?」


「うん? いつもキョーコちゃん関連は動いてるつもりだぞ?」
と社が笑う


「そうですね いつもすいません」と苦笑いをする


「あの 明日....」


明日の午前中にフロントにメモを渡してもらい
フロントの人がキョーコに預かったと連絡を入れる
そしてキョーコが誰から?と聞いた時に白人の男性から
と答えてもらう


「そんなんで良いのか?」


「はい その代わり渡すメモが欲しいんですけど
社さん何か書く物とかありませんか?
ここにあるのだとホテル名が書かれてるんで」


「あぁ ちょっと待っててくれ」


社の部屋は目の前だったため

急いで便箋と封筒とペンを持ってきた


「こんな物まで持ち歩いてるんですか・・」


「まぁ 丁寧に渡すとなるとメモで書いて渡すじゃ
体裁悪いだろう だから一応持ち歩いてるんだ」


「さすがですね」と蓮が笑い英文で便箋に文章を書いた


「文字見ると日本人っぽくないな 容姿見ると日本人なのに」
と社が笑った


「ところで何て書いたんだ?」


「10年前に彼女と会ったその場所に来て欲しいと
でも来てくれますかね・・」


「そこはもうかけるしかないだろう・・
とうとうこうなったんだ 覚悟してくれよ?」


「はい どっちにしろ行ってしまうかもしれないんじゃ
すぐにでも言った方が良いですよね
何かごたごたに巻き込んですいません」


「ずっと見守って来たんだ ここで参加させてもらって良かったよ
見届けないとすっきりしないしな」と社が笑う


「社さんにはずっと助けてもらってましたからね」
蓮が苦笑いをする


「さて そろそろキョーコちゃんも帰って来そうだな
じゃ フロントには渡しておくから 俺は部屋に戻るよ」


「はい 色々ありがとうございました」


ウンと頷き蓮の肩を叩き社が部屋に帰って行った


はぁ・・社さんが居てくれて良かった
何か周りが敵だらけな気がしてどうすれば良いか迷ったしな・・


そうだ 今のうちにシャワーでも浴びちゃうかな
来るか分からないけどもしもって考えた方が良いし


そして蓮が急いでシャワーを浴びて部屋に戻ると
携帯に着信があった

最上さんからだ! まだ5分も経ってない 良かった・・


「もしもし 最上さん?」


「あ・・敦賀さんですか? そちら伺っても良いですか?」


数分待っているとキョーコが現れた

「こんな時間にどうしたの? クー達と夕食だったんじゃ?」


「あっ ええ 夕食は一緒にしたんですけど。。」
蓮に飛びつくように抱きついてきた


「どうしたのかな」優しく声をかける


「何か色々悩んでて。。」


「時間も時間だし 一緒に寝ようか?」


「ぇ。。//」


「その方が安心出来るでしょ 着替え持っておいで」
と腰に回した手で背中を撫でる


「あっ。。じゃ シャワー浴びてそれでまた来ます。。//」


「うん 待ってるね」

おでこと頬にkissをするとキョーコが部屋に戻った


あんなに母さんに懐いていたし即答なのかと思ったけど
最上さんは悩んでいるのか・・


さっき社さんが言ってた事が本当だったら・・
その悩んでいる理由が俺であってほしいな...


30分は超えたが1時間は経たないうちにキョーコが戻ってきた



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