「敦賀さん 何か食べたいものありますか?」


「料理はよく分からないから・・
でも最上さんの料理は何でも美味しいから任せるよ」


ふとキョーコが蓮の顔をまじまじと見て


「ん? なに?」


「いえ またちゃんと食べていなそうな顔をしているな
と思いまして」


「ん。。和食で良いですか?」


「うん」


「一番栄養バランスが良いので 和食作りますね」


そういうと夕食の材料とストック用の材料も購入し
蓮の部屋に戻った


「お邪魔します」とキョーコが言うと


「どうぞ」と蓮が言いキョーコが家に入る


キョーコは家に入るとすぐ夕食の準備にとりかかり
その間蓮は着替えをしリビングで考え事をしていた


すばやく料理を作り始め1時間とちょっとで完成させ
リビングのテーブルに料理を並べた


「お待たせしました 食べれないのあったら言ってくださいね」


「今回も美味しそうだね」と微笑み


2人で夕食を食べ料理が済むとキョーコは片付けをしつつ
ストック出来るものをいくつか料理を始めた


「あれ? まだ作ってるの?」


「はい そんな顔色悪いと倒れちゃいますよ?
今ストック出来るものを作っているので

温めてちゃんと食べてくださいね?」


「最上さん もう作りに来てくれないの?」


「そういう訳じゃないんですが
今少し忙しくて中々来れないかもしれないので
申し訳ないんですが
しばらくはこれを食べていてもらえたらと思いまして。。」


彼氏のところに通っているから

俺のところに来る時間が無いとか
そういう事なんだろうか・・


しばらく料理をし終わらせると冷蔵と冷凍に入れ
使った調理器具を片付けていた


「ふぅ。。やっと終わった。。」


「お疲れ様 ありがとう」


「いえ いつもお世話になっていますし これくらいは」と微笑む


「結構良い時間になっちゃいましたね。。
それじゃ私 そろそろ帰りますね」


「ぇ? もう?」


「はい 明日も朝からあるんで帰らないと」


そういうと立ち上がり帰ろうとするが

「送っていくから」


「いえ ここまで乗せてもらったし家近いんで大丈夫ですよ」


「いや 女性の夜道は危ないから送るよ」


このまま本当に家に帰るのかが蓮は心配だった


「じゃ お言葉に甘えて。。」


そして車で5分程度のマンションに到着した


実はヒール兄妹をしている時から一人暮らしを考えていて
最近ようやく始めたところだった


「ここなの?」


「ええ 敦賀さんのとこと近いですよね」と笑う


「部屋は?」


「えっと5Fの角部屋です あの真っ暗な部屋です」


「そうなんだ」


「わざわざ送ってもらってすいません それじゃおやすみなさい」


「待って!」


ドアーを開ける寸前でキョーコの腕を取り
おでこと頬にkissをし 唇に触れるだけのkissをすると


「おやすみ」と言って腕を離した


「お。。おやすみなさい。。///」


車から降りると一礼をし恥ずかしそうにマンションに走っていった


窓の明かりが点くまでこの場に止まり
点いた事を確認すると蓮が家に帰って行った


もぅ。。敦賀さんいきなり過ぎでびっくりするし!///
ヒール兄妹 もう終わったのにどうしたんだろう。。


蓮が家に着きそのままベッドに横たわる


聞けなかった・・ どんなやつなのか知りたくてしょうがない
けど 聞いたら彼女を 多分 そのまま帰せない・・



そして数日後

たまたま部室の前を蓮が通りがかると
またキョーコの話声が聞こえる


「今日は良いの?」


「え?何が?」


「彼氏のとこよ」とかなえが笑うと


「今日は行かないけど明日会いに行くの」

と嬉しそうな声が聞こえる


明日会いに行くのか それもあんなに嬉しそうに・・
嫉妬で蓮の人相が変わってきていた


やっぱり近いうちに聞き出さないと・・

社にキョーコのスケジュールを調べてもらい
同じ現場になるところを調べてもらう


「ん~ 今日の夜 同じとこあるみたいだぞ?」


「そうですか」


蓮の方が終わりが遅いので

蓮がキョーコの仕事が終わる頃に電話をし
楽屋で待ち合わせをし 社には部屋から出ていてもらった


「お疲れ様です どうなさったんですか?」


「最上くんに尋ねたい事があって」

少し影のある蓮がキョーコに話す


「はい? 何でしょうか?」


「彼氏出来たの?」


「ぇ? 何でそれを!?」


っ・・本当だったのか・・


「どんな人なの?」聞く前から嫉妬で・・ 落ち着け・・


「青い目で。。。 今度会わせますね」と微笑む


ぇ?俺と同じ? 日本人じゃないのか?
しかも会ったら俺はどうにかしてしまう・・



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初めてのロケから1ヶ月と数週間後
カイン役の映画の撮影は終了し また元の生活に戻っていた


「蓮? 大丈夫か? 何か寝不足って顔してるぞ?」


「あぁ 映画が終わってから寝つきが悪くなったみたいで
中々寝れないんですよね・・」


「最初の頃は キョーコちゃん居て寝れなかったくせに
今度は居ないと寝れないのか? 変なやつだな」と笑う


「部屋に人が居るか居ないかですかね
2人居たのに今また一人暮らしになったし」


本当のとこは

キョーコを抱きしめ寝ていたのはあの2日間で終わらず
あの後はずっとそうして居た為人肌恋しさというか
キョーコ恋しさで眠れないで居た


「それは何となく分かるな
子供の頃 病気で寝てていつも家には誰か居ると思ってるのに
昼間で誰も居なくて 妙に寂しく思ったの思い出すよ」


「さて 一旦事務所に戻るぞ」


「はい」


事務所に戻ると社は松島主任のところに行き
スケジュール調整をし
その間蓮はキョーコの居る部室に向かっていた


「あ じゃ 私 そろそろ移動しないと またねモー子さん!」


「あぁ 彼氏によろしくね!」


「あはは うん」と笑いながら出てきた


彼氏? 彼氏って最上さん彼氏出来たのかっ!?


ドアーが開いてキョーコが出てくる


「あっ 敦賀さんおはようございます」

と綺麗なお辞儀をし挨拶をすると


「あぁ おはよう」

少し元気を無くした蓮が挨拶をした


「体調でも悪いんですか? ちゃんと食べてます?」


「いや 最近寝れなくてね」と苦笑いをする


「ダメですよ ちゃんと寝ないと! また倒れますよ?」


「そうだね」


「あっ すいません色々お話をしたいのですが
時間に間に合わなくなってしまうので これで失礼しますね」


「うん 頑張ってね」と微笑みその場を別れた


彼氏ってなんなんだ・・・
何時の間にそんな奴が現れたんだ
ヒール兄妹から1ヵ月半だぞ?


それよりも誰なんだ・・


それからまた1週間以上キョーコと会う事は出来ず
ただ嫉妬ばかりが募り表には出さないが蓮がイラついていた


「おい 大丈夫か?まだ眠れないのか?」


「そうですね・・ 寝れたり眠れなかったりですかね」


「おいおい ここで倒れられたらどうにもならないぞ?
そういえば 最近キョーコちゃんに会って無いけど
また夕飯でも作りに来てもらったらどうだ?」


そうか その手があった・・

でも 俺は直接聞いているわけじゃないし
いきなりそんな話は触れられない


「最近会えないって事は 彼女も忙しいんじゃないですか?」


「そうかもしれないけど 空きが出来れば来てくれるし
前もって言っておくには良いんじゃないか?
まぁ 後で俺が電話しておくよ」


「じゃ すいませんがよろしくお願いします」


そして蓮が撮影をしている間に社がキョーコに連絡をする


「あれ? 出ないな・・? 本番中なのかな?」


それから数時間後夕方になる頃にキョーコから電話が来る


「もしもし お電話に出れなくてすいません 撮影中だったので。。」


「あぁ そうだろうと思ってたから平気だよ」


「どうかなさったんですか?」


「いやね 蓮が寝不足&またご飯を食べないんだよ・・」


「またですか。。 そうですか。。
今週は遅くなってしまいますので

申し訳ないんですが来週で良いですか?」


「あ うん 忙しいのにごめんね」


「いえ 敦賀さんにいつもお世話になっているので
こちらこそすぐに伺えなくてすみません。。」


キョーコとの電話を切ると蓮が休憩で戻ってきた


「蓮 今週は遅くなって時間取れないらしいけど
来週に来てくれるってさ」


遅くなる・・ 彼氏の家にでも通っているのか
何で 何で俺じゃないんだ・・!


「そうですか それは残念ですね」と苦笑いをした


実はキョーコはジョンが結構大きくなってきていて
牧場のスタッフに教えてもらいながらしつけなどをしていたため
今週はいつもより多く通う事になっていた


社さんに言った方が良かったかな。。
でも まだ放送がされていないから飼育担当とかシークレットだし
そんなに言いふらせないし。。

モー子さんにはラブミー部の仕事をやってもらっちゃってて
どうしても言うしか無かったけど。。


そして社と約束した来週になり直接蓮の電話に連絡をする


「あ 最上です お疲れ様です 何時くらいに終わりますか?」


「もう 家に着く頃だよ」


「ぇ!? 早いんですね じゃ 私も急いで向かいます」


キョーコが来るのが分かっていたため社にかなり頑張ってもらい
かなり早い時間に終わらせる事が出来た


「今 どこに居るの?」


「ぇ? ○○ですけど」


「じゃ その辺に居てね」


「ぇ?」


電話を切られ数分すると蓮が車で現れた

「乗って」


「あ。。 すいません」


一般人に見つかると大変なため急いでキョーコが車に乗り込む


「わざわざすいません」


「丁度近くを通っていたし こっちこそ来てもらうのに悪かったね」


「いえ そんな事は。。
あっ まだ買い物をしてないんですけど」


「あぁ マンションのとこのスーパー行こう」


「はい」


駐車場に車を停めるとそのままスーパーに向かった



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GWに入り時間があまり取れず辻が花はストック無いし・・・

で こっちをupしてみました(>_<)


物凄くアクセス数が減っていてびっくりました( ̄□ ̄;)!!




実際ジョンに会って遊んでだけだったが3,4時間は撮影をしていて
行きと同じで帰りも渋滞にはまってしまい
TV局に着いた時には暗くなっていた


これからスケジュールを合わせてロケ班としばらく通う事になり
週に何度か行く事になった


「キョーコちゃんお疲れ様~」


「お疲れ様でした」
とスタッフに綺麗にお辞儀をして挨拶を回りTV局を後にした


京子のままで戻るわけには行かないため
前持って連絡をしておいたホテルの駐車場で着替えをする


「蓮ちゃん もう帰ってるわよ?」


「そうですか それじゃ私も急いで行かないと。。」


ミューズに挨拶をして車を降りると

ホテルの部屋へと戻っていった


コンコン ドアーを開け部屋に入る


「あぁ セツか」


「ただいま兄さん どうしたの?その顔」


「あぁ お前が居なくて寂しかった・・」


テーブルに足をかけて椅子に座っている


「もう そんな事でそんな死人みたいな顔して
そんなに私と一緒が良いの しかも飲みすぎよっ」


と落ちている缶を拾いに蓮に近寄ると腕を引っ張られ抱き寄せられ
キョーコの胸元に顔を寄せ抱きつく


キョーコが蓮の頭を優しく撫で

「クスッ もう酔ったの?」と子悪魔のような顔で笑う


「ねぇ 兄さん 私お腹空いたんだけど」


「あぁ じゃ 行こうか」


ホテルの中にあるレストランに行き 夕食を取る


「兄さん ちゃんと食べないとダメよ?」


「分かってる・・」


只でさえ普段食べないのにさっきあんなにビール飲んで
体壊すじゃない!
とキョーコが心の中で怒っていた


何とか無理やり蓮に食べさせ レストランを出ると


「私 ちょっと行って来るから兄さんは部屋に戻ってて」


キョーコの腕を掴み
「待て どこに行く」


「明日の朝ごはんの材料を買ってくるのよ」


「俺も行く」


そしてホテルからすぐ近くのコンビニに

カップル繋ぎをして出かけ帰りも同じように手を繋ぎ

蓮が荷物を持って部屋に戻った


「兄さん 先にお風呂入っちゃってね?」


「あぁ」そういうと蓮がお風呂に行った


今日は何事も無く撮影は出来たけど
カインのせいなのかな・・
最上さんが居なくて無償に寂しく感じたな

蓮が一人更けて長風呂をしていると


「兄さん? 寝てないわよね?」とキョーコが入ってきた


「あぁ 起きてる 一緒に入るか?」


「ここじゃ狭いし ここでは遠慮するわ
もう○十分も入ってるのよ? そろそろ出たら?」


「あぁ もうそんな時間経ってたか そろそろ出る」


キョーコが居るにもかかわらず湯船から立ち上がり

シャワーを出す


「うん」そう言ってキョーコが部屋に戻って行った


相変わらず リアクション無いよな・・
俺 男としてやっぱり見られてないのかもな...

と相変わらず地味に凹んでいた蓮であった


一方キョーコは
だから私が出て行ってから立ち上がってシャワーしてよ!
目線を変えるのに大変なんだから///


蓮が出てくるなりベッドに入り寝ようとすると


「もぅ 兄さんたら乾かしてから寝ないとっ」
そう言ってドライヤーを持ってきて蓮の髪を乾かしてあげる


「OKよ もう寝て大丈夫」


「セツ ありがとう」目を合わせキョーコにお礼を言うと


「う。。うん 良いのよ いつもの事だし。。//
私もお風呂入らないと!」


エロカワ下着とレース素材のキャミを取り

キョーコもお風呂に向かった


そういえば ジョン。。可愛かったなぁ//
今度行ったとき 覚えててくれるかな?
それに何か以前見たカイン犬やカイン丸にそっくりだったなぁ
と思い出し笑っていた


お風呂から出て髪を乾かして部屋に戻ると

蓮がもう寝ているようだった


着ていた服を片付けていると


「セツ・・」

あれ?まだ起きてたんだ。。


「何?兄さん」


「寝るぞ」


と言うと昨日と同様布団をめくり

こっちに来いとばかりに待ち構えていた


恥ずかしさはあるが寝心地は良いので

キョーコも一緒に寝るのは嬉しく


「また1人じゃ寝れないの?」と小悪魔のように笑うと


「あぁ お前が一緒じゃないと寝れない・・」


「しょうがない兄さんね」


と言って布団の中に入ると腕枕をしその腕で抱き寄せ
空いている腕で腰を抱きしめ キョーコの頭を頬擦りしていた


キョーコは昨日と同様片方は胸元に手をつき
もう片方は蓮の腰に手を回し 顔は胸元につけていた


やっぱり最初は緊張する。。///


今日は最上さんから顔をつけてくれた・・


「おやすみ セツカ」と言っておでこにkissをし


「おやすみ 兄さん」と言って悩んだあげく胸元にkissをした


一瞬蓮がびっくりしたが
キョーコから見えない位置の顔を歪ませていた


こうして寝る前は恥ずかしい思いはするが
信じられないくらい安らかに2人とも安眠をしていた



そして数日間

ヒール兄妹に穴を開けないために
蓮が他の仕事でカインが出来ない時に
キョーコはジョンの世話のロケに出かける事にし
週2 多くて週3ジョンの元に通っていた



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