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「あれ?スタジオとか珍しいな」


「あぁ ちょっと迎えに着たんですよ」
「ここで見てて良いですか」



一応何年かこっちの世界で仕事はしているため
五十嵐はプロデューサーや監督には顔が利く


「誰迎えにきたんだ?」


「あぁ キョーコですよ」


「へぇ~」


「ちょっと 安南さん変な顔辞めてもらいませんかね」と笑う


「いや あの子 良い男にもてるなぁ ってな」


「誰なんですか」


「俺の知るとこじゃ敦賀蓮に貴島に不破尚 そしてお前」


「へぇ~ 敦賀くんと貴島君、不破尚」


「知ってるのか?」


「えぇ 一緒に仕事した事あるんで」
やっぱり敦賀くんはここにも来てるわけか。。

しかも不破も居るのか


「あと どのくらいかかるんですか?」


「今日はナツが調子良いから 早いと思うぞ」


あぁ このドラマがナツか

そして1時間くらいでナツの撮影は終わった


「あっ 五十嵐さん」
五十嵐を見つけキョーコが嬉しそうに近づいてくる


「おつかれ」

キョーコが名前を呼んだため

そこで他のスタッフや共演者が五十嵐に気づく


「ちょっと 誰 あのイケメン」

「モデル?」


「それじゃ お疲れ様でした」
キョーコがみんなにお辞儀をした


「じゃ 安南さんまた」


「あぁ」



挨拶をすませ
キョーコと五十嵐がスタジオから出て行った


「監督 誰なんですか あのイケメン!」

女性スタッフは気になって仕方なかった


「あぁ なんていうのかなぁ まぁスタントもしてる人?」


「も ってなんですか?」


キョーコと一緒に居る事で妙に顔がばれていく
五十嵐であった


「五十嵐さん こんなとこにどうしたんですか?」


「あぁ 君を迎えに来たんだよ」


「ぇ? わざわざ?」


「うん 京都に帰ろう」
とキョーコの肩に手をおいた


「はい」とニッコリと笑う



楽屋に行く道で TVがあり蓮の記者会見が流れていた


「。。。」


「ん?キョーコちゃんどうしたの?」


「いえ。。急いで帰りましょう。。」


記者会見はアルマンディとそのレディースの合同撮影ので
蓮が両手にモデルを抱えているのだが
その1人がゾーイで 彼女は明らかにもう1人のモデルよりも
密着しており 仲良さそうに話をしていた


一方 五十嵐は
あれは敦賀くんか
彼を見て機嫌悪くなったが 嫉妬ではないよな
何だか憎しみを感じる そんな目だったけど。。



「すいません お待たせしました」


「電車 間に合いますかね?」


「すぐ出ればなんとかなると思うよ」


「じゃ 急ぎましょう」

この子は日本というか 東京に居たくないのか?



今日は最上さんが日本に帰ってきてるはず!
やっと君に会える
いつものようにドラマの撮影をしていた蓮だが
今日は10時には終わり 事務所に向かっていた


「社長 最上さん帰ってますよね?」


「あぁ 今日の午後に帰ってきてドラマの撮影に行ったぞ」


「どこのスタジオですか?」


「ん?行くのか?」


「話たい事がありますから」


「ん~ でも残念な事にもう東京に居ないぞ」


「ぇ? どういうことですか!?」


「また京都に向かった」


「あの それなんですが いつまで京都に」


「ん~ いつまでかは分からんが まぁ しばらくあっちに
居る事のほうが多いだろうな」


「何をさせているんですか。。」


「何をって仕事のための勉強だ」


「仕事と五十嵐さん どういう関係があるんですか。。」
嫉妬で怒りがこみあげてきそうだった


「彼に預けてるからな 仕事関係だ」
「蓮 お前 しばらく最上くんの事はほっておいてやれ」


「どういう意味ですか」


「今 彼女は問題を抱えているらしいんだ
そんな剣幕のお前が現れて 彼女に何を言うつもりだ」

「彼は信頼出来る相手だ 彼にしばらく任せておけ」


「でも! 彼女がもし彼を。。」


「それはお前が決めることじゃない 彼女が決める事だ
しかもお前 別に彼女と付き合ってるわけじゃねーだろう」

「束縛するのもいい加減にしておけよ」
「まぁ 半年はみておいたほうがいい」


「半年も!?」


「忙しくて3ヶ月会えないとかだってあっただろう」


「分かりました。。」


「蓮 彼女のためだ 分かったな」


「はい」



社長室を出て 家に向かう蓮


「別に彼女と付き合ってるわけじゃねーだろう」

でも。。気持ちは分かっているはずだ
俺は彼女に何度も愛を体でも言葉でも伝えたはずだ


しかし半年は長すぎる!
この1週間だけでもこんなに長かったのに

彼女のため。。
仕方ないのか くそっ!!

でも 彼と一緒に居る事が気に入らない
普通の女性なら落ちる。。

最上さん。。



それから何週間後にとんでもないCMが流れる事を
全く知らない先輩俳優敦賀蓮であった



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一応 蓮がちょこっと出てきましたが

はっきり言ってキョーコとくっつきません!!(-"-;A


蓮のへたれっぷりのおかげでやっぱりどうにも修正が効かなくて

この話に関しては。。ごめんなさい。。

ε=ε=ε= ヽ(;´Д`)ノスライディング m(_ _ )mドゲザ













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先に目が覚めたのは五十嵐だった

しばらくするとキョーコが目を覚まし


「最上さん おはよう」


「五十嵐さん おはようございます」


2人で穏やかに笑いながらあいさつを交わす


「ちゃんと眠れた?」


「はい」


「良かった」
「下のビュッフェで朝ごはんでも食べようか」


「はい」

「じゃ 用意してきますね」

キョーコがベッドから降りて自分の部屋へ戻ろうとすると


「あ 戻ったらすぐ出れるようにしておいてね」 


「は~い」

五十嵐さんと居ると落ち着くなぁ

着替えなどの仕度をしホテル内のビュッフェに到着


「一応 和食っぽいのもあるんですね」


「まぁ 味は分からないけどね」と笑って言った


「あの窓側にしようか」


「はい」

「帰るのかぁ。。やだなぁ。。」

そういうキョーコの頭を撫でる


「そういえば 社長さんを見てないですよね?」


「え?今気がついたの?」


「昨日もビーチで見てないとは思ったんですけど
社長さん来るとは思えないんで 来ないだけかと」


「黒崎さんが撮り始めた日から居ないよ?」


「えぇ~!」

五十嵐が爆笑をする

「まぁ あの人気まぐれだしね」



しばらく色んな会話をしつつ食事が終わり
部屋に戻るとキョーコは真っ先にベランダに行き景色を見る


「今日も相変わらず綺麗な海と空」


「今度はハワイかオーストラリア辺り行きたいなぁ」
と五十嵐が現れて言うと


「五十嵐さん 結構海外行くんですか?」


「最近は仕事で行くくらいだけど 昔はそこそこかな?」


「良いなぁ 私ももっと色々行ってみたいなぁ」


「まだこれからだって」
「あとちょっとすれば本土には行くんだし」


「はい」
目を合わせ笑う


「よし 帰ろうか 日本へ」

「はい」



空港までは五十嵐が借りたレンタカーで行き
日本へと向かった


「ほんと日本と近いんですね」


「3時間あれば行けるよ」

「そういえば キョーコちゃんこれからスケジュールとか
どうなってるの?」


「あ 多分 夕方くらいからドラマの撮影あるかもしれないです」


「じゃ 一旦事務所行こうか」


「ですね」



五十嵐は社長室に向かい
キョーコはドラマの撮影のためセバスチャンに送られ
撮影場所に向かった



「おっ 五十嵐くん戻ったか」


「大事なお嬢さんはちゃんとお連れしましたよ」
「それと 彼女の事 本人から聞きました」


「そうか 話したか。。」


「俺 どうすれば良いんですかね。。」

「本気になりそうなんですけど」と笑うと


「君なら任せても良い気持ちはあるんだが
身内のようなやつが1人 彼女の事を」


「あぁ 彼ですか」


「ん?知ってるのか?」


「いえ 本人とはDMの撮影の時しかしゃべっていませんが
京都に行く時に 殺気を放ってこっち見てましたから」
と五十嵐が笑う


「やつならやりかねんな」


「今の彼女を彼に会わせるわけにはいきませんよ」


「何かあったのか」


「これと言ってはっきりとは分からないんですが
彼女は何かを避けている節があるのと」
「駅での彼の殺気は 何か関係してるんじゃないかと」


「あの馬鹿はまた何かやらかしたのかもな」
「どうやら最上くんは相当君の事が気に入ってるようだし
君に任せてしまうが」


「わかりました」 

「でも俺も今回はちょっと 本当に面倒みるだけじゃ
済まないかもしれませんよ?」


「まぁ それは最上くんが決める事だからな」


「じゃ 俺のやり方でやらせてもらいます」


「分かった よろしく頼む」


「それじゃ 失礼します」



五十嵐は社長室を出て キョーコの撮影場所へ向かった



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「まぁ まだ時間あるし シャワー浴びてまったりしてから行こうね」
「じゃ 俺入ってくるね」


「え? まだだったんですか?」


「あ うん 1人置いておけないよ」
「じゃ」


ホント気遣い屋さんで 優しすぎるよ。。
私も入ってこないと


シャワーを浴び着替えてリビングに行くと

五十嵐が外を眺めていた


「どうしたんですか?」


「あぁ もぅ帰んないといけないのかと思ってね」


「私も帰りたくないです。。」

そう言って五十嵐の胸におでこをつけると


「時間が許す限り色々回ってみたけど どうだった?」


「楽しすぎました 生まれて初めての事ばっかりだったし」


「そっか なら良かった」

安心した顔で背中に軽く手を回し
キョーコの頭にかする程度にあごを乗せた


「君が良いっていうなら。。機会があれば また来れるといいね」


「はい」
キョーコは嬉しかった


いつも一番に考えてくれてそれでいていつも優しく接してくれる
体に触れるような事があっても最低限で 下心は全く見せず
女として見てないかと思えば ちゃんと女性として扱ってくれる

五十嵐さんって居心地が良い。。



しばらくすると約束の時間になり黒崎たちと合流した

大皿料理が気に入ったキョーコのために
昨日とは別のリブで有名な店に行き
いっぱいしゃべっていっぱい食べて

最後の晩餐を楽しんだ



ホテルに戻り まず着替えをし
帰国のための持ち物の整理をした


普段から整理整頓はしていたキョーコは片付けは早く終わり
名残惜しそうにベランダに出て 星空を見つめていた

しばらくすると五十嵐もやってきて


「はぁー 帰りたくないなぁー」


「五十嵐さん 今回は本当にありがとうございました」
「五十嵐さん居なかったらこんなに遊べなかったです」

と笑うと


「俺も遊べて楽しかったよ久々にバイクも乗れたし」
と笑って返してくれた



しばらく2人で眺めてそろそろ寝ようと言った時に
キョーコが五十嵐の服をつまんでいた


「ん?どうした?」
軽く肩に手を回し キョーコの顔を覗きこむ


「日本に帰るのが。。少し。。怖くて。。」


キョーコが言いたくても言えないんだろうと思い

「じゃ 一緒に寝ようか」


そう言って2人でベッドールームに行き
五十嵐が腕枕をし 向かい合う形ではあるが
キョーコは五十嵐の胸に頬をつけていた
そして五十嵐は掛け布団の上から腰に手を回していた



「五十嵐さん。。すいません」


「ん? まぁ 俺も一応男だし?」と笑うと


「す。。すいません。。」


クスッと笑い
「大丈夫 君には手を出すような事はしないよ」


前に誰かに言われたのと同じような言葉で言われ
忘れかけていた蓮を思い出し嫌だった


ところが


「君は人に恋をする事があっても
今は体で愛し愛されるような事は望んでいない
んじゃないかなって思うんだよね」
「しかもその場のノリでとか 君には似合わないよ」

「だから大丈夫 君に手は出さないよ」

と優しく言われ

初めて自分をちゃんと見てくれた人に会えた事が嬉しくて
つい泣いてしまった


「まぁ 手を出したとこで断られると思うけどね」と笑い
「ゆっくり寝れそう?」と聞くと


キョーコが頷き


「じゃ おやすみ」
と言っておでこにkissをした


今まで味わった事がない安心感でキョーコは眠りについた



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五十嵐 良い男だな。。(ノω・、)

物凄く美化して好みで作っちゃったけど。。


とうとう次はやっと!!!!日本です。。