羽生君&ネイサンのハイレベル過ぎる戦い。今回に関しては悔しいけど、仮に羽生君がSPノーミスだったとしてもネイサンには勝てなかったと思う。4回転が3回転を跳ぶように余裕が有り余っている(;・ω・)他の要素でもしっかり加点を付けてくるし、羽生君の大歓声の後にあれだけ落ち着いて完璧な演技とは技術&精神面共に化け物(笑)もはや非の打ち所がない。

昌磨は4回転2本でミスが響き点数伸びず(*_*)結果を求めることも大切ではあるけど、自分を追い込み過ぎ?

羽生君は回転不足やステップがレベル3だったりと若干の取りこぼしはあったが、圧巻の演技。冒頭の4ループは出来映えで3点以上のプラス。4T+3A決まった時は思わず1人で絶叫(笑)この組合せは4Tを降りた後に3アクセルをほぼ助走なしで跳ばないといけないので相当難しい。

羽生君2位、昌磨は4位でそれぞれ悔しい思いはあるだろうけど、女子に続き来年も危なげなく3枠維持。男女共にいかにSP&FS揃えるのが重要かを素人ながら改めて思い知らされる大会だった。男子はアメリカ、女子はロシアの強さが目立っていた。日本勢も皆頑張ったしこれで黙ってるような人たちではない。来シーズン更に進化した姿に期待したい。
第3グループから気迫前面に出まくった演技が続出。ロシアは注目選手がゴロゴロいてあまり目立たないが、今シーズンの安定感はトップクラスのサモドゥロワ。コンビでループが1回転になった以外は今回もよくまとまっていた。大人びた選曲をしてくるロシア勢が多い中、16歳の年齢相応な若さある演技が個人的には好きな選手でもあり。

SPで固さが出た知子。後半お手付きはあったが、今日はしっかり回転できてたのでは。続いて紀平、3アクセルのコンビを決めるも2本目で惜しい転倒(*_*)これが後々順位を大きく変えることになるだけに悔やまれる所でもあり。

メドベは鬼か?と思う位SPからダントツの気迫を感じられた。最終的に紀平を超僅差で交わす。坂本は珍しく緊張してたように思われた。いつものジャンプの勢いや降りた後の伸びがなかったか?

ザギトワはこらえるような着地が散見されるも、大きなマイナスになるようなジャンプはなし。不調続きのシーズンだったが最後に五輪女王の意地を見せ付けた。

最終滑走トゥルシンバエワ、世界選手権で4サルコウ降りた(゜ロ゜;失礼な言い方だけど、顔はしっかり大人なのに19にして幼児体型(笑)しかしロシアJr.娘たちとは違い、今後の体型変化は年齢的に恐らくほとんどないと思われるので、4回転の精度は来シーズン以降上がっていくのでは?そして幼児体型故にエテリ方式にマッチしたのか、このシーズンで一気に大化けした。カザフ女子初の世界選手権表彰台。きっとデニスもあちらの世界で喜んでいるだろう。

惜しくも表彰台には届かなかったけど、紀平・坂本・知子がそれぞれ4~6位で文句なしの来年も3枠。3人共よく頑張った(*^-^*)

本当にちょっとのミスが順位を変えるのは男子も女子も一緒。しかし女子の方が意地のぶつかり合いというかバチバチ感が強い。女の本気の勝負は恐ろしや…(;・ω・)
アメリカ勢の強さが目立っていた。ネイサン何一つとしてマイナス要素がない(゜ロ゜;4回転なしでも全ての要素で高い加点なジェイソン。ヴィンスも回転不足がありながら高難度構成で点数を伸ばす。それに加えて最近伸びてきてるマッテオのノーミス演技。

羽生君は冒頭の4サルコウが2回転になりジャンプ1つ分の点数が0に…しかしそれでも50点近い技術点で94点台。昌磨は4フリップで転倒(。>д<)転倒しただけでも1点の減点な上に、出来映えでも大幅に減点されるので非常に痛い。羽生君3位、昌磨6位でどうにか最終グループ入り。ネイサンが頭一つ出たのは予想を裏切らなかった。

男女共やや厳しいスタートになった感はあるが、日本勢はそういう時にFSで強さを見せるパターンが多いように思われる。どちらも逆転できない点差ではないので、FSに期待したい。
日本勢最初に登場した坂本。さすが全日本覇者、終止危なげない演技でSB更新。知子は固さが出たか(。>д<)彼女によくあるSPで固くなって回転不足取られ、点数伸びず出遅れ。紀平はやっぱり失敗したか…(*_*)3アクセルが1アクセルになり点数にならず。直前の表情が緊張してたから嫌な予感はした。それでも70点には乗せてきたが、今回も出遅れる結果に。しかし今シーズンはFSで大逆転パターンが多々あったので、まだ望みはある。

不調続きだったメドベ&ザギトワが復調を見せてきた。シーズン途中でプログラム変更したトスカはメドベに合ってるのではないかと。ザギトワも冒頭のコンビ始め加点が付きまくり。平昌後の体型変化が言われたり今シーズン不振続きながらも上手く対応できてる方だと思う。

最終グループに日本勢は坂本だけというちょっと厳しいスタートだけど、9位までが70点台と意外にも点差はなかったりする。個人的にはトゥルシンバエワが4サルコウ決めたら恐い存在になると思う。ザギトワと同じエテリ一門に移って四大陸2位、今回はSP3位と着実に伸びてきてるだけにね。

それにしても70点でも最終グループに入れないとは(;゜0゜)
やはり最終グループだけ次元が違った(^^;SP5位と出遅れた紀平。しかしそんな時ほどFSで大爆発。3連続ではオイラーなんて普段入れてたっけ?と思いつつ、何となく咄嗟に付けたような感じに見えたのは本当に咄嗟の判断だったようで。リカバリー力もまた素晴らしい。SPもノーミスなら順位は変わっただろう。

新葉は2トウを3回やってしまう珍しい凡ミス。前のミスをリカバリーしようとして本来予定していた2ループができず付けたと思われる。ケガでロシア大会を欠場してどこまで回復してるのか気になる所ではあったが、今できる範囲でやったと言った所か。

あれだけの素晴らしい三原の演技で220点という高得点でも表彰台乗れないとはレベル高過ぎるぞ(´д`|||)しかし日本女子では一番大崩れすることがなく安定感はNo.1だと思う。世界選手権で見れないならせめて三原を四大陸に出して貰いたい。

知子は後半1つが2回転にはなったが、演技全体に気迫が感じられた。同門の紀平とは超僅差、仮にノーミスだったとしても2位だったのか…。

最終滑走は昨年に続き坂本。ファイナルの時まではそこまで感じてなかったけど、よく見ると昨年より大人っぽくなったなー。坂本のジャンプは日本女子の中でも飛距離&高さがあり見てて清々しい。同時に加点が付きやすいと思われるジャンプでもあり。速報値で技術点は紀平が上回ってたのでトータルでは2位くらいかと思いきや、まさかの優勝(゜ロ゜;SPもノーミスだったのが勝因か?

女子はSPからとんでもなくハイレベルな戦いだった。同時に開催されてたロシア選手権ではジュニア勢が表彰台独占、ザギトワが5位と大波乱が起きた模様。日本もロシアも物凄い戦いですな~(;゜゜)

明日は男子FS。昌磨ケガしてる説も心配だが、SPではよく集中していた。もちろん無理はして欲しくないが、表彰台は恐らく確実かと。そして大輔が一番楽しみでもあり。SPでも現役の頃と変わらない存在感だった。この状態なら表彰台も狙えると思う。それは現役の男子選手が4,5年のブランクかつ4回転を入れない大輔に勝てない上に、羽生君&昌磨に続く選手が育ってないとも言えるのだけど。