近所のおっさんが、今回はこんな袋を持って来てくれたのだが・・・。
材料は麻なのかな？ 無茶苦茶硬い袋ではある。 聞けば昔の酒蔵で、酒絞りに利用していた袋らしい。 今では専ら機械で絞るのだろうけど、完全手作業だった時代～少なくとも半世紀は前の代物だそうな。
現在は、ま～ナイロンの袋なんだろうね。 今となっては結構貴重な袋らしいのだけれど・・・。
いくら貴重でも、ウチでそのまま永久保存してても仕方が無いので～意を決して半分に切ってしまう。 途中にポケットでも付いてるのかと思いきや、破れを補修してある様だ（笑）
酒を絞っていた袋だけあって流石に硬いな。
実は洗濯してないので、中から酒粕？らしき残骸が多量に出てくる。 さっさと何かにしようと思うのだが、細工が面倒極まるので・・・。 藍染の前掛けでバッグを作った時の余り紐を利用して、そのまんま肩掛けベルトにしちゃれ（笑）
底の細工も引っくり返したり色々出来ない～硬い上に床が大変な事になるので、上から縫って引っ込ませて、もう一度縫っただけ。
上側の端処理も、最初からのそのまま＝２回折り返しもしてないが、かなりアバウトちゅ～かアナーキーな袋になったな。
残った底側の袋は、やっぱり下側はそのまま利用してしまう。 でも上側はちゃんと２回折り返して縫った。 むっちゃくっちゃ硬いけど、逆に縫い易かったり。 16号の針に交換しておいたのは正解だったかも？
２つも肩掛け袋にしても仕方が無いので（実は適当なベルトが無かった）、ポンチで穴あけしてハトメ打ちしてしまおう。 しかしこれだけ硬いと２枚同時に打ち抜いても、すっげ～簡単！ 今までで一番楽な穴あけだったかも知れん。
10mmサイズの両面ハトメを打ち込んで終了。 折り返しは内側にした方が良かったか？
余っていた？いや他に使っていて＆作り直して不要になった紐を通して完成。 にしても・・・どちらも納屋にて道具入れ確定かな（笑）
常用する勇気はないざます！