働いているときは、本当に余裕がなかったのだな。と、退職をしてからよく思います。
長時間勤務ではなく、時間から時間まで、残業も殆どない職場でしたが
日々仕事を終えるだけでやっと。平日はお家のことができるほど余力がない。
とにかく心が疲弊して、精神が削られる職場でした。
入社して1年くらいはまぁまぁ良かった。
2年半も過ぎると、耳鳴りから始まり、次第にめまいが起こるようになりメニエールを発症しました。
それでもずっと勤めたかった業種だったので、身体がNGを出し始めても辞められなかった。
3年、4年と経つと耳鳴りは当たり前になり、加えて過敏性腸症候群になり、更に腱鞘炎まで起きた。
もう限界でーす!と、心身が一生懸命SOSを出していたのでしょう
それでも「わたし」の本心を無視し続けた結果、気付けば土曜日は毎週どこかしらの病院通いでつぶれ、医療費も10万を超え始めました。
10年で5回の席移動、全部署の電話受付対応、ペーパーや洗剤の補充等名もなき雑務を一人でやり、
突然部署異動があったと思ったら、また席移動。
これまでの業務にプラスで、新しい作業が増え、そしてボスから、毎週の呼び出しが始まった。
突然、役職者がするものと思われる業務管理をし集計して報告をするよう指示が出された。
なんとか満足していただくものをと試行錯誤しましたが、どんな形にしてもダメ出し。
そのたびに「君はいくつ?もう結婚しないんだろ。この先どうやって生きていくの」とプライベートなお説教が始まる。
そしてある日「集計は無駄だからもういい」と解放されたかと思えば、「新部署をつくるから君、現場にでなさい」
と、内勤なのに外回りの話を出された。
「今どきは女性でも一人で生きていく力をつけないと駄目だよ。結婚もしないで楽してるんだから。」
この一言で、
今まで散々我慢をしてきたけれど、あぁもう(わたしの心が)ダメだ…
と悟りました。
少しでも違和感を感じたなら、それを無視してはいけない。
気の所為と心の奥底に追いやり、気が付かない振りをするのは、「わたし」が「わたしを大切にできていない」という証拠です。