DVモラハラサイコパスの父親の下で、不遇の時代を送っていたト姉弟。
感情を表さないよう処世術を身に着けていた姉ト・ヘス
感情を押し殺しすぎて、感情を失くしてしまった弟ト・ヒョンス
連続殺人犯の父親の死後、小さな町で再び殺人事件が起こる。
その犯人として挙げられたのは、事件後に行方をくらましたヒョンスだった。その後も殺人事件は続き、それらの犯人としてト・ヒョンスは追われ続けている。
そんな時、ヒョンスは別人の人生を送り、ジウォンという美しい妻と家庭を持ち愛娘と暮らしていた。
『ジウォンさんは大切なひとなのね』
「うん、とても重要だ」
子供の頃の弟は、全ての感情に欠けていた。
大人になって再会してからも、姉や旧知の相手には、無の表情しか見せない。
そんな弟が、結婚して家族を持ち、娘を育てることで変わった。
『いいえ、‘ 大切なひと ’ よ』
「何が違う?」
『重要なものというのは、時が経てば重要ではなくなる。
でも大切なものは、失うと辛い』
「時が経てば必要でなくなるもの」と、「失うと辛いもの」の違い。
このドラマの脚本家は、とても上手いと思う。
構成もさることながら、登場人物それぞれの魅力や特徴、心情の微細な表現の仕方まで。
役者も勿論
果たして日本には、こんな物語を書ける方はいらっしゃるだろうか





