愛媛みかんよろしく!井上です。
【必ず、本文最後にあります大注意事項をお読みください。】
追記・・みかんの果皮を見分けましょう!その2の続き・・・
『ブカブカのお着物を着ているみかんは避けましょう!』
なぜ、避けておくべきなのか?簡単には、
◆正常な果実に比べるとみかんが傷みやすく早く腐ります。
◆酸味が抜けすぎて食味が悪く美味しくない場合が多い。
この浮き皮と言われる現象は、みかんの取り入れ時期(10月~12月)に、雨が多く高温・多湿で気候が推移した時に発生しやすくなります。
この高温・多湿の気候条件下では、果肉よりも果皮が生育を続ける(生育差)現象がおこり、果肉と果皮の間にすき間が生じることがあります。
このようなみかんを「浮き皮みかん」と言います。
皮をむくと分るのですが、みかんの栄養を運ぶ役割をしている白いスジ(維管束)がみかんの果実部分から離れている部分が多く、
果実に十分な栄養が運ばれていない状態だと言えるかもしれません!
普通、このような果実は加工原料に回されることが多いのですが、少なからず市場に出回ることもあります。
みかんを選ぶ場合には、「浮き皮」のみかんを避けて買いましょう。特に、まとめて買われる(箱買い)方は必須事項となります。
みかんの果皮を見分けましょう!その2
この記事に書いている「柔らかすぎる」みかんと「浮き皮」みかんは少し違いますが、基本的に御買い上げを避けておくべきことは同じなので、
『指で少し押してみて果皮が少しへこんだままのみかんや、柔らかいと感じたみかんは避けてください。』
(間違ってもギュッ~~とは握らないでください。怒られますから(笑)
大注意事項
私が住む愛媛県南予地方の代表的な品種に【南柑20号】があります。
この品種の性質上、元々「浮き皮」傾向の強い品種であるため若干皮が浮いているように感じることがあるかと思います。
このように、【早生みかん】と【南柑20号】では、「浮き皮」の基準が若干変わる場合もあります。
一概に決めつけて思いこまないでください。どうか、愛媛南予育ちの【南柑20号】をよろしくお願い致します。
また、季節になれば、今年の浮き皮情報などもブログ上で書いていこうと思います。
やっぱり美味い!愛媛南予育ちの南柑20号は(*^_^*)
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みかんの果皮を見分けましょう!
みかんの果皮を見分けましょう!その2
追記・・みかんの果皮を見分けましょう!その2