1月10日の手術。
太ももの筋肉を使って、咽頭として再建手術。
顎の骨を割っての手術。
首の転移癌の為に、両側リンパ節郭清術。
術後感染症になってしまう。
感染症の治療としての手術。
感染源である顎の骨を止めていたプレートを取り、
太もも、首、顎と縫っていたが、それを全て抜糸した。
抜糸した理由は、傷を洗浄して、膿を出す為。
抜糸した後、毎日傷口の洗浄処理をしていた。
傷口の成型手術も受けた。
だが、傷は塞がろうとしていなかったらしい。
自分では、太ももの傷がパッカーンと開いたままなのは見ていたが、
首や顎は、よくわかっていなかった。
太ももは別だが、顎や首の傷口が塞がらない原因は、
Maxまで浴びた放射線治療の影響だった。
放射線治療の永遠ともいえる副作用には、正直驚かされた。
そして傷口を塞ぐために、新たな治療が開始された・
陰圧閉鎖療法だ。
陰圧閉鎖療法は、前に片側リンパ節郭清後の乳び漏れの時以来だった。
首を物凄い量の透明のテープで覆われた。
以前使用していた量とは、くらべものにならなった。
以前は、数センチの傷だったが、今回は首全体と顎も含めるので当然だが。
陰圧閉鎖療法によって、毎日の洗浄処置からは解放されて、
週に2回になった。
その2回は、テープなどの張替を行うタイミングでの洗浄になった。
そのテープを剥がす処置が、まぁ痛かった・・・
強烈な強さのテープじゃないと、陰圧中に、空気が漏れると意味が無いからだった。
ちなみに、
陰圧閉鎖療法に、空気が漏れ陰圧出来ない時には、陰圧機械からアラームが鳴る。
退院予定は、この時点で全くたっていない。