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60歳になってから大学で勉強しました! | オシャレさから快適まで土井千鶴の下着の話 (ameblo.jp)
今回から、私が60歳で大学で学んだ経験を具体的に数回に分けて紹介していきたいと思います。
■大人の勉強は深くて、とにかく楽しい!
59歳で受験して、60歳で大学生となって気づいたのは、とにかく勉強するのは楽しいということです。
20歳前後で学ぶことと、長い経験を持って大学で学ぶことは、全く違います。大学の授業を受けていても、理解度が高いので、より深く学ぶことができます。
欧米では、働きながら学ぶ人が多いそうです。社会で様々な経験をして大学で学ぶ方が、自分自身のスキルアップになり、仕事でもより高度な仕事をすることができます。
10代でなんとなく勉強するよりも、社会人になって自身の問題意識を考えて勉強することの方が、理解度が何倍も高いのです。
■大人の大学は、学歴ではない!
18歳で大学に入学して学ぶことも大切ですが、年齢を重ねて大学で学ぶことは、自分の仕事に直接関係してきます。10代での大学は、学歴を持つことが大切ですが、大人の大学は、自分の仕事に合わせて講義を選ぶことができ、学びと仕事が直接結びつきます。
私の場合、下着の仕事をしていて、ファッションの学校を出ているのですが、体の事や生理学などの知識が必要でした。
大学で学んで後に、より的確に女性の体をサポートできる下着開発ができましたし、より理論的に解説できるようになりました。
大人の大学は、学歴ではなく、より直接仕事に結びつくのです。
私の場合、早稲田大学人間科学部eスクール健康福祉課程で学んだ事は、下着の商品開発に結び付いたのです。
■大人の大学で学ぶことは時間との戦い
そして、大学で勉強することは、学費だけでなく時間も必要です。10代の時のように親が学費を出してくれるわけではなく、自分で学費を準備しなければなりません。自分で学費を払うので、どの講義も無駄にしたくないという気持ちで勉強していました。
更に仕事をしながらや家事や子育て、介護をしながらの勉強になります。
勉強するのは、夜の8時から12時、その場合は、仕事や家事などの仕事はすべて終わらせて、夜に勉強していました。
1週間ごとに講義が変わるので、週末は小レポートや小テストなどの準備をして日曜日に提出しました。
前期の5月から7月まで、後期の10月から1月までは、上記のような生活になります。早稲田大学eスクールはインターネットによる授業ですから、自宅学習ができるのでありがたかったです。