2020 ラスト | 【我が道】 七転び八起き

【我が道】 七転び八起き

自分が感じた事、思った事を綴ります。
思い出を残しておくための日記です。


2020年、最後の日。
今年の始めはどうなることかと思ったけれど、その時その時を必死に生きていたら、巡り巡って、最後には「十分幸せだ」と思える日々が訪れました。

「心と体は繋がっている」と身をもって体験した1年。
たくさん考え、たくさん悩み、たくさんの人に支えられて、歩みを進めた2020年。

仕事量が増えれば増えるほど悲鳴をあげる身体。しなければならないのに身体が動かない。考えれば考えるほど仕事の効率が下がる。疲れているのに眠れない夜。解決方法が分からない苦しい日々…。
自分の力ではどうしようもできない時、そんな時は少しの勇気を出して人に頼ればいい。新たな道が開けるものです。力を貸してくださる方が何人もいました。

「現時点でできる治療はない。手術もできない。心療内科を勧めます。」
そう言われた時、諦めなかった自分を、悔いのないようにとアクションを起こした自分を褒めたい。今はそう思える。

動かなくなっていく身体を回復させるための入院プログラムがあることを知った夏。秋には入院を決めました。
ハードなリハビリをこなしました。動きが悪かった足が動くようになりました。動けることのありがたさを体感しました。できなかったことができるようになった時の喜びを味わいました。足の偉大さを知りました。自分の考え方の癖を知り、自分で自分を苦しめないための考え方を学びました。
足が動けば体が動く。体が動けば心も動く。体と心が動けばなんとかなる。そう実感した入院生活でした。
今まで、できない自分が許せなくて、どうしたらできるようになるのか、どうしたら苦痛から逃れられるのかということばかり考えていました。でも今は違う。アクションを起こした自分を素直に褒めることができる。できないことが多々ある自分を受け入れることができる。できなくてもいいから挑戦してみようと思うことができる。挑戦する自分がいる。今の自分を受け入れて、ありのままを認めることができる。
症状はたいして変わっていないけれど、今まで自分にはなかった考え方を学ぶだけで、心が軽くなりました。

2020年、ラスト1ヶ月で、「縄跳び、サッカー、登山、スキー、卓球、キャッチボール」ができました。
「こわくて出来なかったこと」に「挑戦」できました。理想の自分には程遠いけれど、苦痛が伴うこともあるけれど、でも、できなかったことができました。満足です。

日々の努力とたくさんの方の支えによって、今、私は元気で過ごすことができています。
治ることのない足。でも、できることはたくさんあるのだと気づくことができました。
自分にできることを、自分なりに頑張る。「今」を生きる。それで十分幸せです。

2021年は、「継続+α」が目標です。
動ける身体を維持し、できることを増やす。
できなくてもいいから、やってみる。変な言葉かもしれないけれど、「自信」を増やす。

2020年のご縁に感謝。
2021年も幸せだと思える日々が続きますように。色々あっても、後に幸せだったなと思えるような行動ができるように。1日1日を全力で生きる。

今年もありがとうございました。
来年もよろしくお願いします。