2014年10月11日の自閉症者の大規模臨床試験の新聞記事から、障害告知について考える。 | 樋口さおり/発達障害児を持つママの悩みに寄り添うブログ【三重/鈴鹿・全国】

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こんな新聞記事を見つけました。



「自閉症 大規模臨床試験へ」

「初の治療薬に期待」


とっても素晴らしい取り組みだと思う。


ただ、ちょっと気になった文面があって。


対人コミュニケーション障害などが特徴の自閉症患者に・・・中略・・・
改善を試みる大規模な臨床試験・・・以下、省略



薬の投与だから、患者って意味合いなんだろうけど。


自閉症っていう病気だという認識をもたれかねない。


自閉症は、病気ではなく障害です。


だから、治りません。

っていうのが現状です。

 



18歳以上120人を
投与する・投与しないでグループ分けするらしい。


自閉症の人って、ほかの障害を併発してることが多いと思うけど
(ウチは知的と併発)
120人って、どうやって選ぶんだろう??



副作用って、どうなんだろう??



こういった臨床試験も大切だけれど。



いわゆる障害がある人が生きやすい世の中を創ること

がもっともっと大切だと思う。



息子が4歳のときに小児精神科の先生に
自閉症だと診断されたことより
「一生治らない」と言われたことのほうがショックだった。



それは、今も胸に突き刺さってる。



どうやって障害のことを息子に伝えよう?と悩んでいたとき。



学校の先生が

「障害を特に伝える必要はなく
 それよりも個性だとして接することのほうが大事ですよ」


と言われ、目からウロコが落ちたことを思い出す。


みんなとは違うことを「障害」ではなく「個性」として伝える・・・。


そうか、なるほどと息子と向き合うことに、さらに自信がついたなぁ。


まぁ、未だに息子にハッキリと伝えることが必要な場面になったことはないけど



自閉症に限らず
いわゆる障害という名前がついている人が
生きやすい世の中になったとしたら、
いわゆる健常者も
もっともっと生きやすい世の中になることだと思う。
これが本当の福祉である



・・・・・・・・・・・・と、思う39歳であった。



おしまい。

(笑)

 

 

 

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