今現在、福島県内での就職セミナーを5会場で行なっています。先週、先行していわき市で始まったセミナーでは、震災の影響で内定取り消しにあった既卒者も含め、18歳から25歳までの未就職者61名に参加していただきました。全部で8回から12回のセミナーで、11月まで続きます。企業の人事担当者のご協力をいただき本番さながらの模擬面接をしたり、競合企業リサーチの手法を用いた職業理解など、他では絶対にマネの出来ないレベルの内容で、社会人として必要なスキルを養成していきます。

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遅れて始まる郡山、福島、会津、白河の各会場では、8回コースのセミナーにまだ空きがあります。内容を画像で入れておきます。

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電話でもFAXでも申込ができます。受講は全て無料で、教材として電子書籍で2,500円販売しているテキストも差し上げています。このテキストの巻末には福島県関連の職業相談窓口が記載されており、ハンドブックとしても便利なものです。

求職中の方で何か「うまく行っていない」という方には必ず役に立つと思います。書類添削、相談についても随時受けられますので、講師側としては、通常週一回で月間2万円のカウンセリング内容をそのままのメニューで提供しているのと同じです。絶対お得です!ぜひお気軽に画像の宛先までお電話ください。

さて、話は変わりますが昨日はいわき市で講話を行いました。いわき明星大学で地元の被災した高校に場所を提供し学校行事を行なっているのですが、その一貫で高校の進路講演会で話してきました。

保護者と生徒が同席しており、さらに就職希望者と進学希望者が一緒で難しい設定になりましたが、結局準備してきたレジュメの内容ではなく日頃感じていることが口をついて出てきてしまいました。

希望職種がない、勤務地がない、求人がない、というときに、「まず異なる条件から入り、何年か後に希望を叶えられるような企業を探す」という戦略的な発想を持たなければなりません。親も子も5年スパン、10年スパンで考えることも必要です。工業化社会、急成長社会では初めに入った職場環境で将来が制約されることも多かかったでしょう。しかし今は保護者の時代と違います。時代背景と感覚のギャップを話さなければなりません。今日からまた内容を深く煮詰めていきたいと思います。実は来月以降は保護者向けのセミナー依頼が目白押しなのです。毎回参加者から新しい刺激と情報をいただき、レベルアップしていこうと思います。
東日本大震災で福島県内の事業(行政、自治体管轄)がストップしていたのですが、ようやく今年度も活動を始めることができました。県庁、各市役所の皆さんが休日返上で避難所の運営や仮設住宅の交渉に走り回っている中、寄付やツイッターなどでの間接的な支援しかできないもどかしさを感じつつ、新年度用の資料づくり、テキストの構成をGWまでやっていました。

そんな中で、週刊ダイヤモンドの2月号「就活の虚実」をなんとなく再読しました。この号には、VIPコース14万8千円での話題の内定塾さんの話や「就活塾」と称しお寺での滝行、座禅などのメニューに参加する大学生の姿が載っているのですが、こうした民間のサービスのあり方や、私が日頃関わっている自治体の取り組み(受益者無料)とのバランスがますます整合しにくくなってきているのを感じています。

数年間就職支援をしてきて、特に感じる学生の課題は「自立」です。時代背景や環境要因もありますが、企業だけでなく、あらゆる社会環境、経済環境が、働く人の主体性を求めている気がします。代表的なのは閣僚や政治家です。震災や国力低下を目の当たりにして強いリーダーシップを求める国民の声は日増しに大きくなっているのですが、「国の責任」という大きなリスクを真っ向から受け止めようとする人がなかなか見当たらない気がするのです。政権に批判的なマスコミの報道を鵜呑みには出来ないので本当のところはわからないのですが、今、国民は多数決の結果よりもその人の言動を見ながら人物(信用できる人なのかどうか)を見ている気がします。

政治家だけでなく市井に働く我々も同じです。社会人として、大人として、この人は信用、信頼に足る人なのかどうか。個人レベルでも生きる姿勢が問われがちな今の環境です。日本は国難の時代なのです。

そう考えると、これから社会に出る若者、学生にもっと主体性をもって考え、動いてもらうための就職支援、キャリア支援であることが大事ではないでしょうか。

高額の民間サービスを否定はしませんが、お金をもらってサービスを提供する以上、学生はお客様です。そのお客様に専門性の高いサービスをするから対価が発生する。するとそのサービスを受ける学生はどうしても依存型になりはしないでしょうか。また、自立を促すようなプログラムで何でも自分でやらせるのならば、対価の額は適正とは言えなくなるのではないか・・・あくまで個人的な意見ですが、どちらにしても無理があるように感じてしまいます。

一方で行政の無料サービスも同じ課題があります。受益者がずっと無料で本当にしっかりした支援ができるのだろうか・・。また、社会に出るのはスタートに過ぎず働いて初めて納税者になるのに、スタート時点で税金を使って支援することに矛盾はないのか・・。こうしたサービスにいつまで財政を投入するのか・・・などなど。

当たり前ですが、やはり本来は、学生や失業している本人が支援を頼らずに自分で考えて動くべきなのです。そして社会の入口に過剰な人手とお金を投入するのではなく、その先の経済活性化にいろいろな力をシフトしていくべきなのでしょう(つまり長期的には私の仕事内容も変わらざるを得ないと思います)。

では、自分で準備している学生や失業者は、情報があれば主体的に動くことができるのでしょうか。おそらく大丈夫だと思います。では手厚くサポートするのではなく、材料だけ無料で提示してみるのはどうかと考えてみました。私の講座は全8回から12回ですが、オリジナルテキストとワークシートを使っています。時間と手間も相当なものです。自分で動ける人向けにワークシートのみ提供して、サポートが必要な方だけテキストを買ってもらう、それでも難しい人は個別指導や行政のセミナーを受ける。
こんな選択肢を設けてみようと思いました。

無料のワークシートは「でじたる書房」さんから(おそらく来週公開になります)。
寄付したい方向けに同じものを全額チャリティで200円でDL-MARKETさんから出しています。
いずれも私としては無料提供ということでご理解頂きたいと思っています。

今まで講師をしてきた感触で言うと、学生も失業者も、このワークシートだけで就活がうまくいく人が50%くらいはいるはずです(説明が欲しい方はテキストを買っていただければありがたいですが・・)。成功したらぜひメッセージをお待ちしています。

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ゴールデンウィーク中、近場のリゾートホテルには出かけましたが、後半の天気が悪いので資料を作ったり原稿を書いていました。

人によってはツイッターやFACEBOOKで告知してマーケティングをしている作家さんがいて、「すごいな」と思うのですが、どうも私はそういう思考がうまく働かないし勉強不足なので、自分のコンテンツをうまく売ることができません。素直にそう思うので、時々怪しげな広告のダイレクトメールに引っかかりそうになるのです(笑)。いや、本当は怪しくはないのかもしれないですが・・・一応全国紙や雑誌広告の話を聞き、金額を聞いてやっと我にかえるのです。もちろん書いている内容はお役に立てると思うから世に出しているわけで売りたいのですが、だいたい売れるかどうかわからない電子書籍の広告に何十万円もかけるのなら自費出版しますよ・・ということです。

SNSをマーケティングツールに使って何万人もお友達を作り知名度と売上を上げる、というのはすごいことだとは思いますが、実際そういうつながりは長続きするのでしょうか・・・?あと信用を損なわないのでしょうか・・・?正直良くわかりません。コンテンツが良いものであれば売り方は何でも良いのかとも思いますが、どうも方法論がうますぎると買う側には違和感が残ります。つまり私もいろいろ買ってしまっているからなんですが、「うまく売られたなー」と買った後でそう思うのです。そしてそこから買うことはたいてい二度とありません。一気に新しい情報ツールを使った売り方は、長い目で見ると関係づくりの方法論としてはあまり良いとはいえないんじゃないかと直感的に思っています。毎回ずっと質の高いコンテンツを出せるのであればいいのでしょうけど・・。

電子書籍はいろいろ作って出していますが、当面ASP2社と直販3社を使い、ブログとHPにリンクを貼っているだけ・・これでもいろいろ試してますねと言われることもあるのですが、マーケティングとしてはド素人というところでしょう。だが、ゆっくりマイナーチェンジしながら内容を毎年積み重ねて精度を上げ、時流に合わせたものを常に維持していくつもりです。

あとやっぱりブログとHPはちゃんと更新し、基本的にHPを経由してから購入していただくことが大事だなと思った次第です。地道にやるならやっぱりマメに書くことですね。

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一昨日、日テレのNEWS ZEROを見ていました。社民党の福島党首の質問で、「浜岡原発は進行を止めるべき」その根拠として「福島で安全管理の大前提が崩れた以上、今東海に大地震が来ないとは言えない。もし今回並みの地震が来たら東日本大震災どころではない、日本の危機である」という発言に対し、海江田大臣は「エネルギー政策の全体像を考えた上で検討すべき」というような話をされました。

原発は今、リスクの認識が大きく変わっています。日常的に大きな余震が続き、連動して別の地震が起きている今、「すぐに決断して行動しないと自分が死ぬかもしれない」という感覚と、個別最適と全体最適の一般論の感覚、あるいは「自分の安全とはあまり関係ない、仕事上の役割で考えざるをえない」当事者意識の薄い感覚のギャップが見事な食い違いを見せていました。

私は政治には疎いし、どの政党を支持するというわけでもありません。でも原発は命をかけてやるバクチかと言われれば絶対に違います。他にもエネルギーの選択肢はあるのですから・・・不足すれば使わないだけです。安全なエネルギーを有効に活用するために資金や技術を投入すべきで、効率が良いから楽だからといってコントロールできないものに賭けるような選択はしたくない。しかし、結局、選挙や多数決の選択の中でそういう「賭け」を受け入れてきてしまった現実は国、県、地域にもあるのです。

電力のコストの話もいろいろな場で良くされていますし、トータルコストでどうこうという議論があります。でも問題はコストではない。人間が幸せな生活を送るのが目的であって、エネルギーもお金もその一つの手段でしかないのに、いつしか目的がすりかえられてしまったように感じます。経済成長は日本の価値観を変えてしまいました。以前、質素な生活をして何億円も貯金をして孤独死した人がいましたが、今の原発推進の理屈は、豊かさというあいまいで響きの良い言葉を使いつつ、電力を湯水のように使いたいために命を賭けてバクチをしているようです。命よりもお金が大事と言う点で似ているように思います。

さて、今「豊かさ」という言葉を使いましたが、情報を受け取る上で言葉には注意しないといけないと感じたのは、同じニュース番組で枝野官房長官が出演したときです。キャスターがフリップを出して、今までの官房長官の説明について(うろ覚えなのでだいたいの数字ですが)●納得できた32%、●あまり納得できなかった44%●、全く納得できなかった16%、というような円グラフを出して、「半数以上は納得できていない」というような口調で改善を求めました。このキャスターの質問が全体としてあまりポイントを捉えていない、会話が成立していない質問が多かった(例えば官房長官の政策的な説明に対し、自分が被災地でたまたま聞いた話を反論に出すなど)のですが、この円グラフも、見方と言葉を変えればどうでしょう。「あまり納得できなかった」→「部分的には納得できた」と考えれば76%は納得できる部分があった会見、説明ということになります。こういうテレビ的な誘導は良く知られていて、もちろん枝野さんはこんなことは百も承知で大人の対応をしていたと思うのですが、ディベートや弁論の知識の無い人は大半がネガティブな受け止め方をしてしまうと思います。

こうしたテレビ的な二元論の報道姿勢は、批判されないだけに大きな問題だと思っています。情報を受け取る側がしっかりしなければいけないという時代なのです。
きなかった」→「部分的には納得できた」と考えれば76%は納得できる部分があった会見、説明ということになります。こういうテレビ的な誘導は良く知られていて、もちろん枝野さんはこんなことは百も承知で大人の対応をしていたと思うのですが、ディベートや弁論の知識の無い人は大半がネガティブな受け止め方をしてしまうと思います。

こうしたテレビ的な二元論の報道姿勢は、批判されないだけに大きな問題だと思っています。情報を受け取る側がしっかりしなければいけないという時代なのです。



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前回「何もかも失った」場合のことを考えていて、何年か前に読んだ本のことを思い出しました。吉本佳生先生が書いた「スタバではグランデを買え」という本です。100円ショップやファミレスの流通コスト、仕入れ原価の話や比較優位性の話があり、その中に資産格差という話がありました。

働かないのに高給をもらい既得権益にあぐらをかいているような人は私は嫌いですが、だからといってそういう方と、能力が高く一所懸命働いて高給をもらっている方を区別して、公平に格差是正することはとても難しいという話があったと思います。世間的に所得格差と言われるものの多くは資産格差であり、格差の中にはいろいろな形で継承される資産、地位や身分などの無形なものもあるためです(記憶が違っていたらすみません)。読んだときは「なるほど」と思いつつ、「根本的な是正は難しい」という結論に物足りなさを覚えた記憶があります(もちろんこの本の価値を否定するわけではありません。コスト意識を高めたい方にはとてもおススメです)。

大きく言えば「人的資源の価値を高めること」が私の仕事なのですが、個人的な印象では、この本で言われている「資産」と言う言葉には「ブランド価値」や「個人の資源」も含まれるかなり広い概念ではないかと感じました。

「個人の資源(ヒューマンリソース)」の中には無形のものがたくさんあります。もう一般用語になってしまった「モチベーション」もそうです。自分で内発的に「やる気」を生み出せるような人なら、有形資産を多少失ってもいずれは立ち直れる可能性が高いですが、一方では頑張っても報われないときに「燃え尽きない」ことも大事です。無尽蔵の「やる気」を持ち続けることは簡単ではありません。だから「いつ、どの程度頑張るか、頑張れるのか」という問題が出てくるのです。

吉本先生の本では地位や身分、土地などと並んで「教育にお金をかけられる」ということも資産であるとおっしゃっていますが、資産を使って得られるものの中に「資源」はあります。例えば大学で同じ勉強をしていても皆が同じ資源を得られるわけではなく、学びの深さ、取り組み方、問題意識で得られるものは変わります。そうすると「資産格差」ほどには一人ひとりの「資源格差」は無いとも言えます。無形の資源には「人のつながり」もあって、そうしたものが今度は「資産」を生み出していきます。

昨今、経済格差と教育格差の話題も別にありますが、「資産」と「資源」は互いに作用しながらお互いを生み出す機能があるのではないかと思います。「資産」の多寡ばかりではなく、持っている現状の「資源」を再確認しつつ新しいアクティブなスタートを切りたいものです。



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