同じ道を通ってきたから分かるアレ。 | アメリカ→日本の転校

アメリカ→日本の転校

2013年LA生まれの娘
2018年8月〜地元のキンダー
2019年8月〜マグネット校の1年生
アメリカの学校の知らないこと、驚いたことを書き綴っていましたが、2021年7月、日本に本帰国しました。
これからはアメリカ→日本の転校について書いていきます。

その後の娘。

 

無視された理由を聞きに行って納得し、その後はクラスの子と遊んだり遊ばなかったりしていたみたいですが、ある日の下校時に、一年生の子たちが遊びながら帰っていて、ある男の子が娘の足を踏んでしまったんです。その時の娘のキレっぷりがびっくりで。アメリカでは私以外の前でゲキ切れする事は1度しかなかったのですが、その時と同じようなキレっぷり。奇声をあげて怒鳴りまくる。

 

ただのアクシデントじゃん。悪気ないよ、たまたま当たっただけだよ、って言っても、わざと踏んだ、と興奮して、一年生の子もびっくり。同じく一緒に下校していた子達もドン引き。

 

最初に無視された日も、雨が降っていて滑って転んだ時に同じような状態になったので、ここ2週間で2回も公衆の面前で癇癪を起こしました。

 

これはもしかしたら情緒不安定なのかな、と思って、先週末で登下校に付き添うのは終わろうと思っていましたが、さらに今週も延長することにしました。

 

火曜日に近くの英語の塾への体験入学に行くことになっていて、同じ学校の同じ学年で、そこに通っている子がいると聞いたので楽しみにしていたんです。そして行ってみたらまさかの無視した子で。

 

娘はもうその子には近づかないと言っていたのですが、お互い手を振り合って、娘は再度「どうして私のこと無視したの?」と聞いたそうです。そしたら「お友達と話してて気づかなかったの。ごめんね」と言ったそうで、娘は「どうやら私のことが嫌いだから無視した訳じゃなかったらしい」と嬉しそうに報告してきました。これで一応この件はおしまいかな〜と思ってひと安心していたのですが。

 

お風呂に入ったときに、今日あったことをおしゃべりするのですが、「忘れた」って言うことがしばしばあり、忘れた、って言う時は大抵、私に言いたくないことがある時なので、「もしかしてまた一人でぐるぐるしたの?」と聞いてみたら、案の定そうでした。「あれー?上り棒で遊んでるんじゃないの?」(先生が斡旋?してくれた子達は毎日上り棒で遊ぶと聞いていたので)と言ったら「毎日上り棒で遊んでる訳じゃないんだよ。みんなどこに行ったかわからないんだよ」と言います。

 

次の日に学校について行ったら、クラスまでついてきて欲しいという娘。クラスまでついて行って、娘が朝の準備をするのを見ていたのですが。娘の斜め後ろに、上り棒グループの一人Aが座っていて、その二つ後ろにもう一人Bが座っているのですが、Bが登校してきて、私と娘を見て、すぐにAのところに来て、Aを引っ張って教室の後ろまで連れて行きました。そしてこちらをチラチラ見ながらこそこそ話をしていて、私はピンと来てしまいました。小学生の頃によく感じたアレ、波風立てずに仲間外れにする方法。女子なら誰でも経験あると思います。

 

あーそれで、先生がこの子達にお願いしても、一緒に遊んでくれないんだわ、と納得。幸い、鈍感力のある娘は気づいていないので、何も言わずにいました。鈍感力ばんざい!

 

その後娘は長休みと昼休みのどちらか片方は他の女の子と遊び、どちらかは男の子と虫取りしているそうです。虫好きにしておいてよかった。

 

どこまで行っても、心配はつきませんが、娘は私が思っているよりもしっかりしているので、もう娘についていこうと思います。