Measure EEとは | アメリカ→日本の転校

アメリカ→日本の転校

2013年LA生まれの娘
2018年8月〜地元のキンダー
2019年8月〜マグネット校の1年生
アメリカの学校の知らないこと、驚いたことを書き綴っていましたが、2021年7月、日本に本帰国しました。
これからはアメリカ→日本の転校について書いていきます。

最近、学校のあちこちで、Measure EEのバナーをみかける。6/4に投票があると書いてあるが、なんのことやら??で、流していた。そもそも、私はこの国では選挙権はないし。

 

しかし、今日、今年度最後の校長とコーヒーを飲む会があって、なんのことかの全容がわかった。

 

今年始めにあったストライキ。その時に、LAUSDはいろんな約束をした。しかし、それを実現するにはお金が必要。それで、そのお金をLAUSDの学区内のProperty Taxに加算しようという話の投票。16 cent per square footが自動的に加算されるので、建物のオーナーは大変。個人宅もそうだし、大きな敷地を持っている企業はもう大変。大変な反発があるそうな。LAUSDはダウンタウンLAも入るし、UCLAあたりやセンチュリーシティなどの高層ビル街もすべて入る。その辺に大きい敷地や建物を持つ企業は大打撃。

 

しかしこのシステム自体は珍しいことではないそうで、校長が昔住んでいた市では200ドルが加算されていたそう。その場合、私立の学校に入れている家も学校に対してお金を払う形になってしまい、不公平が生じる。さらに、これは一見、賃貸の人には関係がないように思える。しかし、これが可決されてしまうと巡り巡って、家賃が上がる可能性がありえる。

 

ストライキの余波はまだまだ続く。。。