ささやき女将化した母 | アメリカ→日本の転校

アメリカ→日本の転校

2013年LA生まれの娘
2018年8月〜地元のキンダー
2019年8月〜マグネット校の1年生
アメリカの学校の知らないこと、驚いたことを書き綴っていましたが、2021年7月、日本に本帰国しました。
これからはアメリカ→日本の転校について書いていきます。

先日ブログに書いた、理科のプロジェクトの宿題。今、順番にプレゼンをしているとのこと。先週、娘の英語力向上のために、家でやることを明確にしたいと思い、クラスのObservationを申し込んでいたのだが、いろいろあって、プレゼンの時に行くことになった。

 

やたらと難しい単語だったので、行く前にネイティブのSに発音をチェックすると、キンダーの単語じゃないから大丈夫、大人でも普通使わないから、と言ってた。なぜそんな単語をキンダーに使わすんだ。

 

教室に行ったら、他の子がプレゼンしていて、様子を見る。ほとんど先生が喋っている。次に割と英語が喋れる子がプレゼンして、先生は一つ一つの質問に文章で答えるように言っていた。たぶん、子供の出来具合によって要求を変えているのだと思う。

 

次に娘の番になり、前にでて構える私。

 

先生がまず、「What is your animal?」と聞いた。か細い声で「horse...」と答える娘。

 

それから一つ一つ質問の答えを見ていく。その質問は、

「あなたの動物は、哺乳類ですか?魚類ですか?両生類ですか?爬虫類ですか?鳥類ですか?」

「あなたの動物は、肉食動物ですか?草食動物ですか?雑食動物ですか?」

「あなたの動物は、昼行性ですか?夜行性ですか?」

「あなたの動物はどこに住んでいますか?」

「動物を調べて驚いたことを2つ書いてください」

「その動物のライフサイクルについて教えてください」

というものだった。

 

先生は娘には文章で答えることを要求せず、単語で答えられるだけでOKとした。しかしその単語も娘は全然覚えてないので、私が大きな声でささやく。

「Mammal(哺乳類)」

「Herbivore(草食動物)」

「Diurnal(昼行性)」

「Prairies, Steppes(大草原、ステップ)」

「Horses trots within the day it is born. (生まれたその日のうちに歩く)」 

「(一緒に指さしながら)in mommy's tummy, born, young, adult」

と後ろからささやき女将化しながらのプレゼンだった。

なんとか終わって私もホッとした。

 

でも先生曰く、教えてもらったにしても、いつもよりもたくさん声を出して答えられたので、お母さんがいることで不安がなくなったのだろうとのこと。日本語だとわりと自信満々なのに、英語になるとすごく声が小さくなって恥ずかしいというので、本当に自信がないのだと思う。

 

とにかく家では簡単な文章(4つの単語から成る文章)を口に出させる。まず母が言って、娘に言わせる練習をするように、とのことだった。

 

普通の授業の様子もみてみたいので、またさせてもらおうと思う。

 

でもプレゼンも長かったのか、たくさんの子がじっとしていられなくて(特に男子)、その後休憩時間になったのだけど、最初の5分はベンチに座っているように、と、特にひどかった男子5、6人が申し渡されていた。先生はずっと注意しながらプレゼンもしていたので、大変そうだった。

 

あともう一つプロジェクトがあるという。次に備えてもうボード買っておこう。。。