自己PRの題材とアピールすること 2 | キャリア・カウンセラー札幌のブログ

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過去のブログより。

 

 

自己PRの題材は十人十色です。

みなさんはゼミ、クラブ活動、留学、ボラン

ティア、資格、アルバイト、趣味など、学生

時代の具体的な活動を題材にして自己PR

考えているかと思います。

10人の大学生がいれば10通りの題材があ

って当然だと思います。どの題材が良くて、

どの題材が悪いというものはないでしょう。

 

例えば、クラブ活動を題材にした場合です。

 

Aさんは、「○○クラブに1年生から所属。

○○な苦労を○○して克服し、結果として○

○な実績をあげることにつながった。」

こんなことを自己PRとしました。

Bさんは、さらに上記の経験の中で身に付け

た考え方や能力など、自身の成長度合いを明

示しました。

Cさんは、さらに身に付けた能力が会社にと

って○○な価値があり、将来は○○な仕事を

して○○な貢献をしたいという、自分と会社

が共に成長していく夢を語りました。

 

いかがでしょうか。同じ題材を用いていても

、3人に対する企業側の評価は随分と違って

くるのではないでしょうか。

 

人事担当者から見るとAさんBさんの場合は

、「なるほど、そういう経験をしたのか。そ

れでどうなの?・・・」という感じがするのでは

ないでしょうか。

厳しく言ってしまうと単に事実を述べている、

又は「自己紹介」しているにすぎないという

事でないでしょうか。まさに自分の目線での

み表現していることになりませんか。

 

一方Cさんは企業の立場に立って表現してい

ませんか。学生時代の経験が会社に入ってど

のように生かせるのかを提案していますね。

 

題材が十人十色であることと、アピールすべ

き要素が理解してもらえたと思います。

 

 

自己PRは個人の自慢話とは全く違います。

過去にいくら成果や業績を上げた人でも、これ

から入る会社にマッチしないのであれば何の価

値もないといっても過言ではありません。

上記のCさんのように将来や未来の入社後の可

能性のアピールになることが必要なのです。

多忙な人事担当にとっては、個人の自慢話は無

駄で無用なものと判断されてしまうので