過去のブログより。
自己PRの題材は十人十色です。
みなさんはゼミ、クラブ活動、留学、ボラン
ティア、資格、アルバイト、趣味など、学生
時代の具体的な活動を題材にして自己PRを
考えているかと思います。
10人の大学生がいれば10通りの題材があ
って当然だと思います。どの題材が良くて、
どの題材が悪いというものはないでしょう。
例えば、クラブ活動を題材にした場合です。
Aさんは、「○○クラブに1年生から所属。
○○な苦労を○○して克服し、結果として○
○な実績をあげることにつながった。」
こんなことを自己PRとしました。
Bさんは、さらに上記の経験の中で身に付け
た考え方や能力など、自身の成長度合いを明
示しました。
Cさんは、さらに身に付けた能力が会社にと
って○○な価値があり、将来は○○な仕事を
して○○な貢献をしたいという、自分と会社
が共に成長していく夢を語りました。
いかがでしょうか。同じ題材を用いていても
、3人に対する企業側の評価は随分と違って
くるのではないでしょうか。
人事担当者から見るとAさんBさんの場合は
、「なるほど、そういう経験をしたのか。そ
れでどうなの?・・・」という感じがするのでは
ないでしょうか。
厳しく言ってしまうと単に事実を述べている、
又は「自己紹介」しているにすぎないという
事でないでしょうか。まさに自分の目線での
み表現していることになりませんか。
一方Cさんは企業の立場に立って表現してい
ませんか。学生時代の経験が会社に入ってど
のように生かせるのかを提案していますね。
題材が十人十色であることと、アピールすべ
き要素が理解してもらえたと思います。
自己PRは個人の自慢話とは全く違います。
過去にいくら成果や業績を上げた人でも、これ
から入る会社にマッチしないのであれば何の価
値もないといっても過言ではありません。
上記のCさんのように将来や未来の入社後の可
能性のアピールになることが必要なのです。
多忙な人事担当にとっては、個人の自慢話は無
駄で無用なものと判断されてしまうので