急がば回れとは その2 | キャリア・カウンセラー札幌のブログ

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キャリア・カウンセラー札幌の活動内容やキャリア・カウンセラーとしての雑感を記載しています。

過去のブログより。

 

世の中に一見価値がないことでも、時間が経つ

に従って価値が証明されることがある。

自分の過去の就活でも経験したことだが好条件

の仕事に簡単に就いた時ほど、すぐに退職して

いる。

条件を度外視して入った会社ほど長続きし、そ

の後の方向性を固めるのに役立ったといえるこ

とが多い。

どういうことかというと、過去の経験やスキル

を活かす職場では高収入を約束されやすいが未

経験でノンスキルの職場では収入は悪い、これ

はものの道理というものであろう。

そして自分の新しいステージは過去の経験以外

のところにあったりする。

キャリア形成において「助走的な経験」が将来

の本格的な自身のキャリアを固めるのに役立っ

たということはよくあることだ。

キャリア形成の初期では、選択したキャリアの

中で様々な経験をすることで、その後のキャリ

アの完成の礎が出来上がり、完成を確固たるも

のすることができるのは、たまに経験すること

だ。

従って「助走的な経験」を自分の活動に上手く

取り入れ、一見遠回りに見える無駄なことを経

験する余裕をもつことは、むしろ後で効果を生

むことを知っておくべきだ。

 

「助走的な経験」の重要性は昔から考えてきた

事だ。

インターンシップ、小商い、経験を積むための

アルバイトなどがそれに該当する。