過去に3年間借りていた札幌市の公共施設
のホームページに載せていた「個別ブース
」の記事に、この施設に入居することのメ
リットを聞かれて以下のことを書いていま
した。
・団体の信用度が高まり、活動がしやすく
なる
・会議、打ち合わせなどに便利な場所にあ
る
・土、日、夜間の使用が可能なので多様な
勤務形態の会員の活動が容易
いま考えてみると、活動開始の直後の法人
には市の公共スペースで活動を開始出来た
ことは、信用度の向上の意味で大きな効果
があった訳です。
二番目と三番目は本質的に活動拠点として
具備していなければならない活動時間の自
由と場所の利便性に配慮した良い場所だっ
たことを示します。
しかし、活動してかなりの時間経過した今
、感じることは団体の信用度は時間経過と
ともに確保され、会議や打ち合わせ頻度は
余り高くなくても活動は可能だということ
です。
こうなるとかなりの費用を必要とするスペ
ースは無くても何とかなる訳です。
それよりは実際の活動のスペース(貸会議
室など)の確保と固定的でなく変動可能な
自由で実質的な費用投下が優先されるべき
だったかな、と今思う次第です。
ある知人で自宅をオフィスにして活動して
いる人が居ます。
また、共同オフィスで活動している人もい
ます。
いずれも一応の事務スペースは確保してい
ますが、活動のためにどうしても固定のス
ペースが必要かは疑問です。
それよりは、上記の実際の活動のスペース
(貸会議室など)の確保と固定的でなく変
動可能な自由で実質的な費用投下が効果的
な場合が多いのです。
問題は行動力とフレキシビリティであり、
費用対効果の冷静な見極めです。
活力ある集団には上記のことがいつも必要
です。