先日のノーベル賞受賞の本庶先生の談話の「
教科書に書かれていることを鵜呑みにするな」
との発言には大いに共感を覚える。
事象に疑問を持ち、真実を追求することで新し
い発見があることは歴史が証明している。
特に、最近の政治の世界で繰り広げられている
数の力で物事を押し通そうとする姿勢には疑問
を持つ。
総論だけで数の力で法案を通し、その遂行は実
務管轄の省庁の責任に委ねるようなやり方が常
となりつつあるように見える。
こうしたマンネリズムが世を支配し始めている
ならば、偉大な発見や発明につながる研究や事
業の興隆の兆しは芽をつまれがちになるに違い
ない。
僕の敬愛するジョン・レノンのイマジンの歌詞
の「I HOPE SOMEDAY YOULL JOIN
US 」にあるような先駆者の希望は世の中の
革新には欠かすべからざるもので、この希望が
消滅した時には停滞と暗黒がもたらされるであ
ろう。