キャリアカウンセラーは世に10万人を超え
たといわれているようだ。
中には公的機関で勤務しているにも関わらず
経験だけで仕事を続けている人たちが存在す
る。
基本を知らず体系的な理解もしていない、ま
るで町道場のオヤジのような存在を許容して
いるのはなぜなのだろうか?
昔、世に人材銀行というものが中高年向けの
公的機関として存在していた。
何度目かの就活の時に、その人材銀行に相談
に出向いたことがある。
そこで窓口にいた相談員と話した時に、当方
の希望を聞くこともなく長年経験のある職種
を無理やりに紹介しようとしたということが
あった。
二回目からは、その相談員を避けて別の相談
員と話した。
多分、その相談員には相談者の経験した仕事
しか紹介しないという固定概念があり、長年
そのやり方だけを押し通してきたために、い
つも通りにやっただけのことなのであろう。
二回目以降に人材銀行に出向いた時も、その
オヤジが偉そうな様子で一番前に陣取ってい
たことを記憶している。
今は、この時とは相当に違っているが、とも
すると、こんなオヤジに似ては居まいかと顧
みることも必要ではなかろうか。