自分の将来を自分で決める | キャリア・カウンセラー札幌のブログ

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キャリア・カウンセラー札幌の活動内容やキャリア・カウンセラーとしての雑感を記載しています。

過去のブログより。

 

 

若年者の一部に保護者の過干渉や過保護で進

路選択に悩む人たちがいます。

 

最近では内定を出しても、本人が決められず

に保護者の了解を必要とすることを「オヤカ

ク」と称している人事担当者も多いと聞きま

す。

 

一方、保護者自身がキャリア選択上の経験に

乏しく、多角的な判断ができないケースも散

見されます。

 

従って、何でも保護者に依存せず、客観的な

判断力を持つ相談相手に見解を聞き参考にし

たり、インターンシップや実習付きの就業体

験、職業訓練などで企業社会の実態を知り自

身の判断力を高めていくことはキャリア選択

に不可欠なのです。

 

様々な情報を入手し分析しながら判断する習

慣を持つことで周囲の間違った判断を乗り越

えられるのです。

 

いずれにしても、自分の将来の選択は自分に

しかできないのです。

 

最後は自分のことを自分で決める勇気を持ち

ましょう。

 

 

若者の進路相談をしていると実にしっかりと

自分の進路を考え方向付けをしている人と、

全く幼稚な希望で留まっている人、その中間

の人に分かれます。

また、親に支配されている例も、稀ですがな

い訳ではありません。

出来うる限り、自分の将来を自己決定できる

進路指導の体制が確立すれば「オヤカク」な

どという習慣は必要がなくなります。