相談に来る若者の中に相談にあたる担当者を
すぐに取り換えたがる人達がいる。
多分、自分の考えや希望と異なるアドバイス
が気に入らないことが理由なことが多いので
はないか、と想像する。
この繰り返しで、そのうち適切な担当者が決
められれば良いのだが、探しているうちに時
間を浪費しなければよいが、と思う。
また、一回に5件の求人情報を持参し応募希
望という人達も多い。
こういうやり方には大概の場合、間違いがあ
ると言えよう。
何故ならば、応募書類にはそれぞれに差別化
が必要だからだ。
応募職種が違えばなおさらのことだが、同一
職種であっても業種や企業が違えば書く内容
も違っている必要がある。
過去に知り合った人が同一時期に約100社
に同じ応募書類を送ったことがある。
しかし、面接の連絡は1社からもなかったと
いう。
これは、工夫のない応募の仕方の例で、一回
に多くの企業に応募することは、この失敗に
なりやすい傾向を持つ。
いずれの場合も適度な落ち着きが必要なこと
を示している、と考える。