個人のキャリアへの意識が変化しており、個人
が自分自身で責任を持ち積み上げていくことが
必要になってきた。
そのためには個人の「キャリア開発」が不可欠。
しかし、このことを適切に指導可能なキャリア
・カウンセラーはまだ少ないのではなかろうか。
一般的なキャリア開発の方法は自己分析、自己
理解⇒状況理解(環境理解、職業理解、企業理
解)⇒必要な資格取得(必要ない場合もある)
⇒職業経験(含むインターンシップ、実習付き
の職業訓練、体験的なアルバイト)⇒就職(or
起業)⇒(部署移動)⇒転職(or起業)・・・
となる。
この順序が時々入れ替わったりしながらキャリ
ア開発は行われていくのではなかろうか。
このこと自体もキャリア・カウンセラーの基礎
知識としては全て分かっていなければならない
ものばかりと考えるが、きちんと整理されて自
分のものになっているのだろうか。
いま時代は就職支援からキャリア開発・支援に
向かっている。
「お手軽マッチンガー」では事に処していけな
いのが現在。
自分のブラッシュアップの必要性を強く認識し
基本の知識の習得と自分の知識の幅を広げるこ
途を日々意識し実践しているもののみが生き残
れることを知らなければならない。