キャリア開発の方法について悩む人は多い。
ではキャリア開発はどうするとよいのか。
方法的には自己分析、自己理解⇒状況理解(職業理
解、環境理解、企業理解)⇒必要な資格取得(必要
ない場合もある)⇒職業経験(含むインターンシッ
プ、実習付きの職業訓練、体験的なアルバイト)⇒
就職活動⇒就職(or起業)⇒(部署移動)⇒転職
(or起業)・・・となる。
この順序が時々入れ替わったりしながら行われてい
くのではなかろうか。
過去の日本企業では一度入社すると企業が個人のキ
ャリアを終身雇用という形で支えてくれ、人材育成
も企業が行ってくれたのが習慣化していた。
しかしグローバリズムや人事政策転換の波は、過去
の日本企業から会社主導のキャリア開発という側面
を奪い、その結果、個人が自らのキャリアを自分で
開発しなければならない社会が到来した。
その時に思い出してほしいのが、上記のキャリア開
発の方法。
過去に諸事項を経験した人は次に必要な時には、経
験した事項には余り時間を要しないであろうから、
この順序を踏襲しながらも短時間で作業を終えるこ
とが出来よう。
ただ、基本はこの順序であることは覚えていて欲し
いものだ。