OECDの中で日本の公的教育費のGDPに占める割合
は最低レベル。
大学など高等教育への公財政支出の対GDP比は平均
の半分程度(アメリカの半分)。トップのフィンラン
ドの3分の1以下。かつての教育に力を入れる国の姿
はもうない。
かと言って、理想の追求は重要であるが、その実行に
は段階があり一足飛びに達成できないことも知ってお
くべき。
つまり、着実に歩を進めて、かつての教育王国に向か
っての努力をはらい続けたいものだ。
一方、固定化した組織でも変革の波は極めてゆっくり
でも、やがては訪れる。
その時にビックリして準備を始めるようでは、まるで
周回遅れのランナーのようなもの。
いまから自己啓発と勉強に励むべき。
やっぱり、教育には時間を必要とする。
それには充分な準備と積み重ねた修練が欠かせない。
今から鍛錬と修練に励もうではないか。
いずれにしても教育水準の高い国として、自分の国の
財産として、教育を誇ってきた国の姿は、今はない。
この復活のために今日から取り組むことは何にも勝る
国力向上の決め手だと強く思う。