公務員志望の学生に必要なこと その2 | キャリア・カウンセラー札幌のブログ

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公務員志望の学生の志望動機が「社会貢献したい」や

「地域に貢献したい」や「人のために働きたい」など

抽象的で甘いことが多い。

 

こうした抽象的で甘い動機では絶対に合格しないこと

を、まず認識すべきである。

 

そして、残りの学生生活を勉強や試験対策や受験する自

治体の研究に全部費やすぐらいの意気込みが必要である。

 

では具体的にどうするか?

まず、自分が応募する自治体の実態を熟知することだ。

そのためには、自治体のホームページをじっくり研究

すべきだ。

それには自治体の組織や事業内容などが詳しく載って

いる場合が多い。

例えば自身が大学で福祉を学び福祉政策に関わる仕事

が希望としたら、「地域に貢献したい」や「人のため

に働きたい」などのステレオタイプの志望動機は避け

るべきだ。そこでホームページで調べた自分が目指す

組織の中の部署や掲げられている政策や打たれている

施策にどんな形で関われるのかについて考えておくべ

きだ。

地方独特の福祉政策持つ自治体もあろう。

そのことの理解なく応募しても難しいことを自覚すべ

きだ。

公務員志望の学生の面接指導をかなりやったが上記の

ステレオタイプの志望がいかに多く、入所後の自身の

ありようをきちんと語れる学生がいかに少なかったこ

とか。

合格の第1条件は上記のようなことにある。