公務員志望の学生の志望動機が「社会貢献したい」や
「地域に貢献したい」や「人のために働きたい」など
抽象的で甘いことが多い。
こうした抽象的で甘い動機では絶対に合格しないこと
を、まず認識すべきである。
そして、残りの学生生活を勉強や試験対策や受験する自
治体の研究に全部費やすぐらいの意気込みが必要である。
では具体的にどうするか?
まず、自分が応募する自治体の実態を熟知することだ。
そのためには、自治体のホームページをじっくり研究
すべきだ。
それには自治体の組織や事業内容などが詳しく載って
いる場合が多い。
例えば自身が大学で福祉を学び福祉政策に関わる仕事
が希望としたら、「地域に貢献したい」や「人のため
に働きたい」などのステレオタイプの志望動機は避け
るべきだ。そこでホームページで調べた自分が目指す
組織の中の部署や掲げられている政策や打たれている
施策にどんな形で関われるのかについて考えておくべ
きだ。
地方独特の福祉政策持つ自治体もあろう。
そのことの理解なく応募しても難しいことを自覚すべ
きだ。
公務員志望の学生の面接指導をかなりやったが上記の
ステレオタイプの志望がいかに多く、入所後の自身の
ありようをきちんと語れる学生がいかに少なかったこ
とか。
合格の第1条件は上記のようなことにある。