あるブログからの抜粋です。
日本には老舗が沢山あります。
これは世界において類を見ないことだというのは
私たちは何となく理解してはいるものの
実際のところどうなのか?ということは
ご存知ない方も多いのではないでしょうか。
’08年時点で200年以上の歴史を持つ老舗企業は
世界41か国で5586社。
そのうち日本は3146社(全体の56%)とダントツだと
いいます。
日本には創業1000年以上の企業が8社
100年以上が2万社以上あるといわれています。
これは日本が誇るべきことであり、
私たちはもっと日本の素晴らしい点に着目すべきだと
思います。
この理由は次のようにいわれています。
日本は島国で、他国の支配を受けることがなかったこと、
それから日本人の勤勉性があげられます。
仕事に手を抜かず、一途に打ち込む国民性。
『暖簾に磨きをかける』と言いますが、社風・ブランド・
商品・社員を育て、それをいい状態で次の世代に渡すこと
が美徳とされてきました。
長寿企業に共通しているのは、『家訓』や『理念』がしっ
かりと受け継がれているということ。
そして、後継者を育てることを大事にしてきたからこそ何
代も続くことができたのです。
やはり勤勉な日本人の美徳が老舗が成り立つ理由ですね。
それと立派な老舗では『理念』がしっかりと受け継がれ
ていることに感心します。
『理念』は組織の柱でゆるがせにしない覚悟が大事なこ
とが理解できます。