地域の雇用状況を知ることは就職活動を始めるときに、
欠かせないことの一つではないだろうか。
2,3年前のブログ掲載の記事から
労働局で発表している毎月の資料によれば、10月現在
の札幌圏の有効求人倍率は0.86で北海道の0.90
を下回っている。
これは意外なことではないか。
また、3年前10月の北海道の動向で求人増加の産業は
サービス業、卸・小売業、製造業、一方減少は医療・福
祉、運輸業であった。
今年10月の求人増加の産業は医療・福祉、製造業、建
設業、減少はサービス業、宿泊・飲料サービス業、情報
通信業であった。
一過性の情報ともいえるがサービス業や情報通信業の低
下や医療、福祉の増加の趨勢には注目しておくべきであ
る。
今年、3月現在の北海道の有効求人倍率は1.05で上
記の0.90を大きく上回り改善されている。
しかし職種別で一番求職者数の多い事務職は、相変わら
ず有効求人倍率は平成28年度通算で0.36と低水準
のままである。
こういう状況下で事務職を目指す人はスキルアップや資
格取得を考えるとか求人の多い他の職種で事務要素の高
い管理系の仕事などを探す工夫が必要になる。
いずれにしても、こうした雇用状況は簡単に知ることが
可能なので知ったうえで活動したほうが良いことは間違
いない。