過去に若年者の相談の仕事に5年間携わった。その中
で多かったのは以下にあげる内容のものだった。
・在職者の転職相談(3-6月ごろ)
・大学4年生の中の活動が少ないグループの就職相談
(夏~秋)
・卒業直後の相談(未就職卒業生)(4-5月)
・公務員試験に向けての相談(6-8月)
・一端就職したが退職の相談
・就職活動が全くうまく行かないことの相談
(中には精神疾患の相談者もいる;うつ病、アスペ
ルガー、発達障害など)
・生活費が確保出来ないことの相談
後半の2、3が内容的に重たいもので扱い方や相談時
の留意事項が増えるものと言えます。
最後のものは緊急性も高く尚且つ臨時的な措置ではあ
るが将来に大きく影響する可能性も秘めたもので状況
の把握と方策の提示がポイントになる訳です。
いずれにしても若年者の相談は職業経験を持つ中高年
の相談とは異なり慎重さや繊細さを必要とされること
が多いことを意識すべきです。
それを高慢な態度や強引な職業の押し付けで解決しよ
うとする相談員は自分の欠点に気付く必要があります。