・多様な体験学習(職場見学、インターンシップや探
索的・啓発的体験学習)の機会を提示、計画するこ
とで積極的に、キャリア探索活動を促進できるよう
に働きかけること
・職業情報システムやキャリアプランニングシステム
を駆使して、個人が仕事の世界についての理解を深
めるように援助すること
現在、高校や大学でのキャリア教育の代表的なもの
として行われているのがインターンシップという職
場見学兼職場体験と言えよう。
例えば高校の場合には1、2日もものがほとんどで
1週間から半月という長期間のものは皆無と言って
よい。
大学であっても似たような状況なのではないだろう
か。
アメリカでのインターンシップは半年とか1年とか
の長期間のものが中心だと、昔、キャリア関連の本
で読んだことがある。
ここがアメリカと日本の歴史の差ではないだろうか。
考えてみれば応募したいと思う企業に1,2日いた
だけでその会社、仕事のどれくらいが理解できるの
だろうか。
長期のアルバイト経験の方が充分な理解に至る近道
ともいえるであろう。
従って、現在のインターンシップはやらないよりは
やったほうが良い程度で、改善が必要なのだ。
また、職業情報システムや職業情報の提供を通して、
個人が仕事の世界についての理解を深めるように援
助することも上記のことと並行して行われることが
理想だが果たしてキャリア教育の現場では・・・。