公務員志望の学生の志望動機が「社会貢献したい」や
「地域に貢献したい」や「人のために働きたい」など
抽象的で甘いことが多い。
本音が安定していて、福利が充実していて将来の年金
を含めた待遇が良いといったところにある学生ほど、
このような単純な志望動機だけしか語れない。
何故なら自分の本音を上回る本質的な動機を持ち合わ
せていないからそうなる。
こうした抽象的で甘い動機では絶対に合格しないこと
を、まず認識すべきである。
こんなことは100人中100人が語ることであり、
一般企業の一部を上回る、激烈な競争を勝ち抜けるわ
けもないからだ。
そして、最低限、残りの学生生活を勉強や試験対策や
受験する自治体の研究に全部費やすぐらいの意気込み
が必要である。
自治体を研究して、その中のどのセクションで自分が
何が出来、将来何を志向したいかぐらいのことは語れ
るようにしたいものだ。
それと「道の札幌勤務」「市」「周辺の1、2の都市」
は札幌市民であれば誰しも望んでいること。
視野を広くして対象を広げることだ。
どうしても公務員を志望するならば、これぐらいのこ
とは出来て当然だと考えるのはいき過ぎだろうか。