相談者の中に充分な準備が出来ていないひとが散見さ
れる。
例えば、
方向性が不明確で、将来の職業観を持ち合わせていな
いタイプ。
方向性はあるが、適職や企業選択に迷っているタイプ。
適職や企業は定めているが、スキルや経験が不足する
タイプ。
応募し続けているが内定に結び付かないタイプ。
以上のような様々な問題を抱えるタイプがある。
ただ最後のタイプは一番就職に近いと言えよう。
こういう人は多角的に企業選択をすることや難易度の
異なる企業選択をすることで就職する可能性が高い。
その他はいずれも成功に時間がかかる。
従って、我々キャリア・カウンセラーは多様なスキル
や知識を具備することで色々な顧客との相談を経験、
多くの対応をし、自分の中に成功事例を持って対処す
る必要がある。
また、ゆっくりとした姿勢で相談者に臨み、長い時間
で対応しようとすることが必要。
時にカウンセラーが自分のサイドの都合で成功を急い
だり、幅のない自分のやり方でマッチングを焦ること
は慎まなければならない。