マンションという大きな構造物を維持管理していくのは大変な作業で、専門家でない区分所有者が片手間で行うには本当に大変な作業である。そこで管理会社やマンション管理士という専門家の必要性や役割が見えてくる。大切なことは、専門家から出されたものをそのままうのみにするのではなく管理組合の中で少なくとも役員の方は確認、精査、検討をされることだと常々思っている。
国土交通省や他の専門家の団体など情報が発信されるがそれらを的確に収集し必要な情報を管理組合の中で共有化しておくことが大切である。マンション管理適正化法改正に関連して「長期修繕計画作成ガイドライン」、「修繕積立金ガイドライン」などの改定が行われ、関係するセミナーなど多くの情報発信が行われている。
今回の記事にある住宅金融支援機構の「マンションライフサイクルシミュレーション～長期修繕ナビ～」も有効な仕組み。有効な活用が進めば良いと思う。
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