風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言 -48ページ目

風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言

風・雪・海・空。


その軽やかさと勢い、風の如く。

その重きこと・染み渡ること、雪の如く。

その思慮深きこと、海の如く。

その志高きこと、空の如し。



そんなブログを目指して行きたい。

……中学生の我が娘が先程、関西方面への二泊三日の修学旅行から帰って来ました。

友達との道中の遊びや語らいも十二分に楽しめた様子ですが、何より新潟県人にとって普段はTVの向こう側にある「関西」という世界に初めて直に触れ、新鮮な驚きと感銘を受けた様子です。

勿論、数々の重要な史蹟にも感銘を受けた(特に二条城は幕末に日本の歴史の大きな変換を迎えた場所として感慨深かった)と言っておりました。
ただ今回は思った以上に自由行動が多かったようで、大阪や京都での人々との触れ合いの中で、関西独特の温かみを感じたとのことです。

中でも、大阪と京都の言葉使いや雰囲気の違いさえもわかった様子で「大阪の人達は言葉は一見乱暴で早口に感じたけど、反面、人に対する神経が細やかで優しい」「京都の人達は大阪と比べると話し方や接し方がゆったりして落ち着いている」と言っていました。
また、同じ観光地の土産物売り場でも寡黙な店員の多い地元新潟県魚沼エリアの道の駅売店などのノリと比べると、関西の土産物売り場は盛んに客に話しかけたり試食を勧めたり、買った土産物を持ち帰りやすいように工夫してリュックに入れてくれたりと、サービス精神旺盛なのが娘も大変気に入ったとのことです。

京都市内を案内して頂いたタクシーの運転手の方にも、本当に良心的な場所ばかりを紹介頂いたようで本人も御満悦で帰って来ました。

行く先々で、本当に良い人達ばかりに巡り会えた様子です。

そして、こうも言っていました。
「魚沼の観光施設も、大阪のようにやったら今よりもっと活気が溢れるのに」と。

……娘よ。
この旅行で、本当にいろんな良いことを学んで来たようだね!
お父さん嬉しいよ(泣)!!


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〈娘が私へ買って来てくれた土産の数々〉
これまで皆さんにお話しなかった事があります。

私の大学時代のクラスメートに、宮城県気仙沼市出身の友達がいました。

彼とは在学中、入学当時から卒業後まで、本当に仲良くして貰っていました。

東京都内の大学を卒業後、彼はすぐに故郷である気仙沼にもどり、地元高校の教師になりました。
そして地元の女性と家庭を持ち、二人の可愛いお子さんにも恵まれました。

毎年、毎年年賀状だけは欠かさず送ってきてくれて、新築した豪邸の写真だったり、成長著しいお子さんの写真だったりを見るのが私の楽しみでした。

きっと、クラスの中で一番幸せな卒業後を謳歌しているのは、彼かもしれない。
私もそう信じて疑いませんでした。


しかし。


2011年3月11日。


新築したばかりの彼の自宅の建っているはずの気仙沼市内のTV映像……

おびただしい瓦礫。
海水に飲み込まれた市街地。

さらに、夜にはそこ辺り一面に巨大な火柱が上がり、焼かれていました。


私は身体がすくみ、どうすることもできませんでした。

いろいろなアクションを起こさないといけないと、理屈では言えたかもしれません。

しかし、私は怖かった。
真実を知るのが。

自分の最も恐れていることが、現実だとしたら。

人の消息を知ることが、こんなに怖いことだとは知らなかった。

2011年暮れに、勇気を出してお見舞いを兼ねた年賀状を出しました。
心底恐れていました。
「宛先不明」と、かえってくるのを。
でも、受け止めなくてはならない。
真実から逃げることこそ、彼に失礼だと思いました。

年賀状は、かえって来ませんでした。
でも……返事も来ませんでした。


翌年にまた、年賀状を出しました。
やはり、勇気が要りました。


返事がかえって来ました。

彼は、生きていてくれました。

彼の御家族も、皆無事でした。

新築したばかりの家は、丸ごと流されたそうです。
今は気仙沼から少し離れた、高台の街に暮らしているそうです。

「いろいろなことがあり過ぎて、連絡が遅れてしまってごめんなさい」

そう書いてありました。

謝らなければならないのは、私のほうなのに。


彼は今、地元の高校に勤務しながら、大震災の記憶を語り継ぐ運動をしています。

文ちゃん。
生きていてくれて、本当にありがとう。
……これはJR越後広瀬駅の昨日の様子です。


改札からホームへの出入り口は、御覧の通り。
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ホームを「掘り起こす」為に必要不可欠な除雪機。
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ふと見ると……


定刻通りに車両が到着していました。
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〈10:43 JR越後広瀬駅〉


……ホームの雪壁の当分消えることの無い、只見沿線の3月です。

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……明日から我が子の修学旅行なので午前中はその準備。
午後からホームゲレンデへ向かいました。

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久々の好天に恵まれ、さらに3月の雪とは思えない好コンディション。
しかし……
他と比べると一足先に、我がホームは本日で今シーズンを終えます。

ですが廃止決定を覆してから3シーズン目を全うできた我がホームゲレンデに、敬意と感謝の気持ちでいっぱいです。

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今シーズンも私を鍛えてくれた斜面、駒見山で最後の連続滑走を行いました。

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……行く時間を惜しむように、この斜面を何度も何度も滑り倒しましたが、今シーズンも納得できる滑りに達することはできませんでした。

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斜面麓の「山小屋」さんで、最後のコーヒー&ミニバウムを噛み締めました。
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……私自身のシーズンはまだ続きますが、今シーズンも最高のコンディション・最高のロケーションをありがとう!
マイ・ホームゲレンデ!!

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また9ヶ月後まで。
暫しのサヨナラ!!

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