
18:30頃の夕陽です。
山の向こうは日本海。
今日も、いろいろなことを乗り越えた1日でした。
明日も大きな山を乗り越えなくてはなりませんが、とりあえず今日は終わりですね。
昨日は午後3:00ごろから時間が空いたので、今度は朝とは違う切り立った山へラジコン・グライダーを飛ばしに行きました。
スロープ・グライダーと言って動力を全く使わずに、急な山肌を駆け上がる「斜面上昇風」という風を利用してグライダーを飛ばし続けます。
私にとっては今年初のスロープ・フライトです!胸が高まります。
機体はヒロボーというメーカーのG22というグライダーです。型は古いですが、風が弱い時でも良く浮いてくれる翼型を持つ、微風向けのラダー機です。
私が到着した時には、既にお馴染みの常連の皆さんが風を待っておられました。
「今日は全然浮かない(機体が)」と言われるので、微風向け機体の私がとりあえず投げて見ました。
すると…グググッ!と上昇するではありませんか!
他の方々も機体を発進させます。
一気に大空が賑やかになります。
スロープ風だけでなく、流れて来るサーマルも入って来ているようで、各機体は一気に急上昇!
私のG22もただでさえ浮きやすい機体が、地上ウン百Mまで吸い込まれて行きます。爽快です!!
…しかし飛ばし続けていると、次第に風速が強くなって来ました。
くどいようですが、ただでさえ浮きやすい私の機体G22。ともすれば暴れようとする機体を私は急旋回連続とエレベーター・ダウン打ちっぱなしで力づくに押さえ込みます(汗)!
…しかし、山頂にセットされたストリーマー(吹き流し)を真横にする程の強風は、恐ろしいことに機体を山の後ろ側へ持って行きました!
「ヤバい!」頂上を境目にしてスロープ風の当たる山肌の反対側の斜面というのは、下降気流の渦となっており一度そこまで機体が行ってしまうともはや這い上がれず、ジャングルの中に不時着を余儀無くされます。
何としても防がなくてはなりません!
……必死の操縦の結果、間一髪でジャングル不時着は免れたものの、頂上に立つ木に拾われました(笑)。
機体を救出して頂いたsumさん。ありがとうございました!
スリリングなソアリングでした!
フライト記事のはずなのに、いきなり花の写真で驚かれた方もおられるかもしれませんが、これらは全て私が毎週休日朝に行っているフライト場所の周辺で現在咲いている花達です。
私がラジコン機を飛ばす場所は他にも、大きめの電動グライダーを飛ばす河川敷の飛行場と、スロープグライダーを飛ばす切り立った山がありますが、ここはこうした草花に囲まれた柔らかな雰囲気があります。
軽くて小さく、ノンビリと空に浮く電動パーク・プレーンにはお似合いの場所です。
今日は朝から曇りの天候でしたが、こうした雲の下では適度なサーマルもあり、今朝も快適な飛行を楽しめました。
そして、今日も無事着陸。帰還。
背後には大木の生い茂る森がひかえ…
御覧のように未だに残雪もありますが…
私の好きな花ベスト3に入る、野生の藤もたくさん咲いている、このエリア。
フライトの安全と共に、こうした素晴らしい環境も大事に守って行きたいと感じています。
また、魚沼の山々では現在、この薄紫色をした藤の花の可憐な姿がたくさん見られます。
皆さんも是非、逢いに来てみて下さい。
・・・先日、巨大サーマルに乗り危うく巨木に引っかかりそうになった、ペーパーグライダー。
6月の競技に向けて追加して行くこととし、二機目を作製いたしました。
(1パックに3機分入っています)
申し遅れましたが、この機体はAG社ホワイトウイングス・シリーズというキットの中でも純競技用とされている「RACER 530S」といいます。
垂直上昇を得意とし、なおかつ滑空性能も両立させた設計がなされており、全国の競技フライヤーに愛用されている名機ですが反面、うまく飛ばすにはシビアな調整が要求される神経質な機体です。
胴体だけバルサ材が使われている他、オモリとなる金属ワッシャー、ゴムを引っ掛ける針金フック、安全の為機首に装着するスポンジ以外は全てケント紙が使われる部品点数は、僅かに10程度。
翼類を、あらかじめカットしてある型紙からくり抜いて、場所によっては折り曲げたりしながら別売りの接着剤(推奨品:セメダインC)でひたすら貼っていく組み立て作業で、工具は一切要りません。
組み立てるだけなら、慣れていれば10分以内で終わってしまいます。
しかしながら、やはり「飛び物」。
大切なのは「正確に組む」こと。
この点はペーパーグライダーもラジコン飛行機も変わりません。
私は今回、仕事帰りに車の中でチャチャッと組んでしまいましたが本来、出来れば組み立ては工作台の上でキチンと行って頂きたい作業です(汗)。
一通り組み上がったら、付属のゲージ(治具)を使い、主翼の上半角(主翼左右が上に反る角度)とキャンバー(横から見た主翼の湾曲)を正確に仕上げます。
これは必ず行わないといけません。
機首には安全の為、必ず付属のスポンジ(両面テープ付)を貼り付けます。
これは、日本紙飛行機協会の規則にも定められています。
・・・・・・これで、一応「素組み」は完成。
私の場合、このまま接着剤が完全に乾くまで待つ意味もあり、一晩置きます。
・・・一晩置いた機体。
完全に接着剤も固まったところで、私はクリア・ラッカーを機体にまんべんなく、一回だけ塗るようにしています。
これを塗ることで、機体に強度を与えることが出来るだけでなく、紙の大敵である湿気もある程度防いでくれます。
ただ、クリア・ラッカーの匂いは相当強烈なので、ラッカー塗りは出来ればこのように屋外で行うのが望ましいです。
やむなく屋内で行う場合は充分換気をし、御家族から苦情を頂かないようにいたしましょう。
クリア・ラッカーがある程度乾いたら、テスト飛行(滑空テスト)を行う前に、再び前日に行った上半角・キャンバーと、重心位置の確認を行います。
重心位置は組み立て説明書に明記してあります。
何年もホワイトウイングスのキットを組んだ私の経験では、説明書通りに組んでさえいれば組み立て後に重心位置が狂っていることは一度もありませんでしたが、一応確認です。
・・・その後、手で軽く10m先に向けてリリースする感じで機体をそっと投げてみます(写真では向かい風を受けてしまい、浮き過ぎてますが:汗)。
スムーズにスーーーッと真っ直ぐに着地するように、翼を少しづつ曲げたりしながら調整します。
「一応」完成した二号機。
これからは徐々に上空へと向かい、望むような上昇パターン・滑空パターンの確立作業が待っています。