風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言 -176ページ目

風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言

風・雪・海・空。


その軽やかさと勢い、風の如く。

その重きこと・染み渡ること、雪の如く。

その思慮深きこと、海の如く。

その志高きこと、空の如し。



そんなブログを目指して行きたい。

風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言-120422_1339~01.jpg

この花の名は「カタクリ」と言います。
魚沼ではカタックリとも呼びます。

冬に積もり積もった深い雪が溶け、ようやく地面が見え出したころ、魚沼でも奥只見方面始め山間部でよく見られる高山植物で、魚沼市及び南魚沼市の「市の花」として指定されてもいます。

この花の凄いところは、その小さく可憐な姿からは想像できない強さです。
冬場、4M前後の積雪に押し潰された地面から毎年雪溶けの春に必ず芽を出し、速やかに花を咲かせるエネルギー。

まるで雪国の女性を象徴するかのような花と言えます。

もうすぐゴールデンウイークですが、まだまだ魚沼エリアの山間部は雪深い場所が残っていると思われます。

お出でになられる皆さんも、このカタクリの花に出会えるといいですね。
風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言-120422_1146~010001.jpg

そんなこんなで昨日は「車で主翼を引く」という、自身の模型飛行機人生始まって以来のオオボケをかましてしまった私ですが、実は本来のこの日の第一目的というのはクラウディアに引導を渡すことではありませんでした。
もう一つの持参機体、スプラッシュの飛行ぶりを元々のオーナーである三鷹に披露することだったのです。さらに昨日は可愛らしいギャラリーが二人追加(お姉ちゃんと弟くん!)!
朝の強風で、軽量な機体のフライトに適しているかどうか微妙だった為、敢えて大型のクラウディアも持参し先にテストフライトを試みたのでした。
しかしながら、昨日書いた通りパワーが思うように出ない結果となりすったもんだしていたところ……風が弱まってきましたのでスプラッシュのフライト決行を決めました!!
私自身のスプラッシュのフライトは、今回で三回目。
この機体を強風ぎみのコンディションで飛ばしたことはまだありませんでした。
しかし!
せっかく見に来てくれた三鷹親子にスプラッシュの飛びっぷりを披露するチャンスは今しかない…!
バッテリー充電完了から一時間近く経過していた状態でしたが、意を決して発進!!
すると……
スプラッシュはそうしたバッテリー状態でありながらも、いつも通り急角度で上昇!瞬く間に100M近い高度まで達しました。
初めて飛ばした時は、元気がいいのは結構ですがパワーをかけるとアタマ上げし過ぎの感があり「ダウンスラスト(プロペラ軸下げ気味)かけようか」と思ったくらいでしたが、馴れてしまえばブラシレス・モーター顔負け?の「胸のすく」上昇に感じます(ちなみにこの機体、380ブラシモーター・ダイレクトです)。チョイチョイと、ダウンを小刻みに打ちアタマを押さえながらの余裕ある上昇パワー。
しかし上空では想像以上の強風らしく、水平飛行に移ったスプラッシュはホバリング状態!
だが……スプラッシュも負けない!!強風に煽られそうになっても、私のスティック・ワークに応えようとしてくれます。
ある程度の強風下でも、思う通りのコントロールが可能。スプラッシュの機重と翼長(440g 1,100mm)を考えると、何とも頼もしく感じられる飛びです。
風の状況から、いつもより早めに帰還させましたが、カワイイギャラリーの皆さんには満足して頂けたかな?出来れば三鷹に持って帰って欲しい位素晴らしい機体です!!

電動ラジコンモーターグライダー「クラウディア」改。
主翼長170cm。
全装備重量1,250g。
動力バッテリー
8,4V1700mA Ni-cd。
動力モーター
540クラスブラシモーター&ギアダウンユニット。


2006年9月。
実質飛行年数約10年の機体でクラブの先輩より頂き、初飛行時にリンケージトラブルにより山中に墜落。
以後、3日に一度のペースで山中捜索も2メートルの葦群とスズメバチの巣、その年出没の頻発したクマの危険により阻まれ難航。
諦めかけていた12月、初雪が積もったことにより葦群が倒れ、足踏み捜索により発見。
主翼のみ破損が激しく再生不能ながら、内部に3ヶ月分の雨・雪の侵入があり絶望視されていたメカが全て奇跡的に生存していることを確認。

風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言-06170001縮小.jpg
2007年6月。3ヶ月の山中遭難から新主翼を得て復活、初飛行成功直後の写真。


風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言-100725_1032~0001.jpg
風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言-101114_1052~0001.jpg
大きめの二段上半角主翼を組み合わせたことによる、ラダー機とは思えぬ応答性の良さ俊敏さと旋回能力が最大の利点でした。

風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言-110227_0858~0001.jpg
風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言-110619_0952~0001.jpg
風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言-110717_1042~0001.jpg
風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言-110717_1046~0001-0001.jpg
風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言-110717_1053~0001.jpg
風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言-111127_1038~0001.jpg


私のクラウディアを支え続けたパワーユニット。
グラウプナー・32-16プロペラ(ドイツ)&ロベ・ギアダウン(ドイツ)&ヨコモ・プロストックモーター(日本)。
風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言-120422_1706~01.jpg

主翼、ヨシオカモデルファクトリィ大翔・「オン・エアー」用(日本)。
そして…胴体&尾翼、クラウディア(チェコ)。
風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言-120422_1710~01.jpg

私にサーマル・ハントの喜びを教えてくれてありがとう。そして私とともに歩んでくれて、ありがとう。


そして、さようなら。クラウディア…

風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言-120422_0823~01.jpg

今日はおそらく今シーズン最期の雪原フライトに行きました。
持参したのはこのブログのプロフィール画像にも使っているクラウディア改とスプラッシュの二機です。

コンディションについてですが、西日本で大荒れの影響も出ている為か、こちらも朝から強風でした。
雪原フライト最期ともあり、今日は友人の三鷹とお子さん二人をギャラリーとして御招待しました。

……しかし、こんな時に限って良からぬ結果が重なるものです。
まず第一。
バッテリー充電を完了させスタンバイしながら強風が止むのを待って発進させたところ、時間が経ち過ぎて電圧が落ち、クラウディアはフルパワーをかけても離陸出来ず数メートル先に不時着。
直ちに二回目の離陸を試みるもやはりダメでしたので、再度充電し直すことにしました。私のクラウディアは機重の関係上バッテリーのセルを制限している為離陸に必要なパワーはギリギリなので、通常は充電したての状態で離陸させます。
しかし、今回は見栄を張ってしまいました。

問題は第二。
そのまま飛行場所を移動しようと車に乗り込み、クラウディアの主翼を道端に置き忘れていたことに気付かず、何と車の前後輪で主翼を踏んでしまいました(汗)!!
車になど踏まれたら普通では確実にラジコン機の主翼などはオシャカです……(泣)。
しかし。
タイヤの跡がクッキリ付いた主翼ですが、何と折れていません(驚)!二段上半角の角度も変わらず!!
風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言-120422_1230~01.jpg

スチロールコア・プラスチックブランクのヨシオカ「オン・エアー」の主翼が、こんなに強いとは思いませんでした(驚)。

……しかし。
フライトさせて失敗とかならまだしも、今日の私はそれ以前の不注意が多過ぎで自身にガッカリです。
せめてもの慰めは、もう一機のスプラッシュが強風の中でも良く飛んでくれ、安全に帰還したことくらいです。

風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言-120422_1146~01.jpg
<左・クラウディア     右・スプラッシュ>


車に引かれた主翼のクラウディアも、その後、何とか飛行できました。

しかし……
この度考えたのですが、6年間付き合ってきた(実質飛行年数15年以上)、このクラウディア。
そろそろ引退させようかと思います。
飛ぶのもやっとの状態で、事故か何かあってからでは遅いので潔く魂をこのスプラッシュに受け継ぎたいです。

……今日は毎春恒例スタッドレス→ノーマルへの車タイヤ交換作業と買い物、午後から我が子の中学校初授業参観と、久々の土曜休日となりながらもキッチリ予定が入りました。

しかしながら、先週末は深い霧発生の為断念した「朝のフライト」をどうしても行いたくて、今朝はいつもの雪原に来ていました。
風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言-120421_0819~01.jpg

朝から気温も上がり、まさに快晴!!
機体も二週間ぶりに気持ち良く青空に吸い込まれて行きました。
風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言-120421_0823~01.jpg


……ここ数日、気温の高い日が続いた為か雪消えのペースも速い気がします。

この雪原も間もなく「オフシーズン」を迎え、もとの姿(田んぼ)へと戻ります。
風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言-120421_0825~01.jpg

夏場の飛行場達の雪溶けが完全に終わり、冬眠から醒めるまでのこれからの数日間はフライト休止の期間となります。