風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言 -112ページ目

風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言

風・雪・海・空。


その軽やかさと勢い、風の如く。

その重きこと・染み渡ること、雪の如く。

その思慮深きこと、海の如く。

その志高きこと、空の如し。



そんなブログを目指して行きたい。

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〈07:39 JR魚沼田中~越後須原駅間〉

……昨日は只見線と山との関わりについてでしたが、今日は川との関わりについてです。

只見線は福島・新潟県境の山間部を最高地点とし、ほぼ同地点を水源として福島側・新潟側へとそれぞれ流れている川に沿って敷設されているような鉄道です。

福島側は会津平野へと向かう只見川。
そして新潟側は魚沼盆地へと向かう破間川が、それぞれ只見線と寄り添うように流れています。

この鉄道の最大の美しさである、渓谷・河川と鉄橋の連続する情景を生み出しているのも、この二つの川に他なりません。

山々の存在と同じように、只見線は川なくしても語れない鉄道です。



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〈13:12 JR小出~藪神駅間〉

……この越後三山を交えた風景こそ、只見線・小出口である象徴に思えます。

これが磐梯山なら、只見線・会津若松口となるのでしょう。

新潟側と福島側。
いずれにしても山を抜きにしては考えられない鉄道、只見線です。
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……昨夜から今日の昼にかけて、こちらは雪が降りました。
久し振りに寒さが戻っています。


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既にクローズしたスキー場にも御覧の通り雪がまだまだ、た~~っぷり!


そんな、まだまだ雪で真っ白の魚沼エリアをひた走る只見線キハ40。
心なしか寒そうな顔をしてます(笑)。

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〈13:28 JR魚沼田中~越後須原駅間〉
……最近読みに入っている本です。

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「飛ぶ力学」
加藤寛一郎 著
東京大学出版会
2012年12月18日 初版

私は趣味でラジコン飛行機やフリーフライト模型飛行機を行って未だ11年目ですが昨日の記事にも書いた通り、その趣味を始めるにあたり「飛行機の飛ぶ原理」というものを明確に知りたいという欲求を持ちました。

子供の頃に、竹ヒゴと紙で出来たゴム動力で飛ぶ飛行機や紙やスチロールで出来たグライダーを作って遊んだ記憶のある方は多いのではと思います。
中には、どれだけ長く遠くへ飛ぶか?仲間と競い合った方もおられることでしょう。自分の模型飛行機がうまく飛んだ時は、まさにドヤ顔にもなったかと思います。
しかし、その時に「何故うまく飛んだのか?」「何故思うように飛ばなかったのか?」深く考え、探求し続けたといった方までは、そうそうおられないと思います。おそらく「模型飛行機の飛ばしっこ」の他にも野球やら鬼ごっこやら子供の遊びというのは沢山あったわけで、模型飛行機をうまく飛ばす方法を突き詰める為の時間や労力は、そうした他の遊びに分散されるのが普通だったはずです。
ただ、たとえ模型の航空機でも「飛ぶ原理」が実際に人の乗る実機と基本的に共通であることは、意外に知られていないようです。もし、模型飛行機で遊ぶ子供達の中で「もっと上手く飛ばす方法」「もっと良く飛ぶ飛行機の作り方」まで熱中する子がもっと沢山いたとしたなら現在の我が国の航空産業や航空研究も、もっと進んでいたかもしれません。
この本の冒頭で著者の加藤寛一郎先生は「良く飛ぶ模型グライダーと実機グライダーの重心位置や翼の前縁の造りの違い」を通して、航空機が大気中を安定して飛行する為の構造的力学や空気の流れの作用を探っています。
我が国航空工学の権威でおられると同時に先生は、紙飛行機の滞空競技全国大会の審査員もつとめられています。
また先生は、模型・実機という大きさの違いのある航空機が同じ大気中を飛びながら安定した飛行をする上で「重心位置」と「翼の前縁の形」を違ったものにしなければならないのは何故か?という国内外の専門家皆さんでさえ未だ満足に解説出来ていない問題に挑みつつ、飛行機の飛ぶ原理と空気の謎を探求し続けています。
それはそのまま、私自身が安全に模型飛行機を飛ばし続ける為の鍵ともなり得るでことでしょう。

……今日から11年前の2002年3月24日。
午後1時15分。

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この、4,8Vのニッケル水素バッテリー&180クラス(ブラシ)モーターの非力な?パワーと、翼幅700mmあまり機重240gの小型軽量電動ラジコン飛行機・ブンカ「ファイヤーバード201」を以て。

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ここ、雪に埋もれた地元文化会館の公園に於いて。

HARIMA、人生初のラジコン飛行機の飛行を成功させました。

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その日も今日と全く同じ、良く晴れた日曜日でした。そしてやはり、こんな風に深い雪に埋もれていました。

人生初の飛行を成功という形で終える為に、私はその1ヶ月前より準備を行いました。それまでラジコンといっても車しか経験の無かった私は、常に目線を地面に向けていました。
しかし今度は空中を移動する物体を目で追うことになるわけなので目線を空へ向ける練習と、同時に「飛行機の飛ぶ原理」を理解する必要を感じ、まずはフリーフライト模型飛行機を作って飛ばすことから始めたのです。


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「これを上手く飛ばせなければ、自分にラジコン機を飛ばす資格はまだ無い」と考え飛行訓練を続け、満を持して3月24日を迎えたのでした。


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……今日飛ばしたラジコン飛行機はHPI社製「スプラッシュ」という電動機です。
当時飛ばしたファイヤーバード201より遥かにパワーがありスピードも速い為、場所を雪原に移してのフライトでした。


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飛行速度が速く操縦方法も違う為、サンライトのような操縦+撮影の一人二役は無理でした(笑)。

そして着陸!
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11年前のファイヤーバード201と同じく今日のスプラッシュの着陸も見事に決まり、私は感無量でした。