曳航グライダーの「F1A」機です。三つのカテゴリーの中で唯一、動力が付いていない純粋なグライダーです。
スタートするには、まず50mの長さのナイロン製曳航索(ワイヤー)を機体に取り付けた状態で、機体は写真のように助手に持たせ、選手は曳航索の先を持ち、サーマル(上昇気流)の発生を待ちます。
サーマルの発生を感知したら、一気に機体を引っ張り上げます(助手との阿吽の呼吸が必要)!
機体の真下に見えるのは、曳航索のペナントです。この状態で更に良いサーマルが見つかるまで、選手は曳航を続けます。そして「ここだ!」と感じたところで索を思い切り引っ張ると、機体は索から離れる仕組みになっています。
曳航索を離脱し、滑空を開始したF1A機。
F1Aの滞空競技のやり方も、基本的にF1Bと同じです。
ただ、F1Aの機体は曳航索という糸で長い間強い力で引っ張られる為、主翼の頑丈さは3種目の中では一番に出来ています。
また、索がスムーズに外れる為の仕組みも欠かせないので、動力の無いに関わらず胴体の中は意外に複雑なメカで満載です(下写真)。
次回はエンジン動力機、F1Cです。





